マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太とスマホカメラで遊ぶ!クラ与太 チャイコフスキー 弦楽四重奏曲1番

優太地方どか雪の気配。

心配なのでジージがバーバを送っていった。

でもそれ程の雪にならなかったので

ジージは時機に帰ってきました。

遊ぼうと駆け寄っていくと、

スマホでパチッと撮られました。

早業です。

 

 

なんか頭でっかちでしゅね。

優太こんな不格好じゃないでしゅよ。

 

 

前足長く撮れてうれしいでち。

でも優太本当はあんよ短かめでしゅよ

優太らしくとってよ。

 

優太少し下がって

そこでそすわり。

今度は優太らしいでちね。

スマホのカメラワイドに撮れるようになっていて、

24mmで F2.0なって高級なレンズ使っているので、

シャープなレンズにすると歪むらしいです。

特にジージのS社のスマホの新型は酷いらしいです。

でもジージは逆手にとって楽しんでますね。

どっかへそ曲がりなのでしょうか?

 

 

今日のクラ与太は、
チャイコフスキー 弦楽四重奏曲1番 ニ長調 作品11


1871年にチャイコフスキーがモスクワ音楽院の教師としながら作曲活動をしていて評価されるようになっていて、師であるニコライ・ルビンシテインによって自作によるコンサートを音楽院の小ホールで開くよう進められ、そのために書いた曲である。会場の制約で管弦楽曲ではなく弦楽四重奏のための作品となったようだ。5年後の1876年にモスクワでサックレフ・トルイストイがこの曲の2楽章「アンダンテ・カンタービル」を聴いて涙を流して「光あるうちに光の中を歩め」という作品を書いた言う逸話が残っているほどにこの曲の2楽章は有名で親しまれている。
1楽章はニ長調 9/8拍子。2楽章の主題をやや速めのテンポで単純化したようなメロディーを第1主題として華やかに展開されるソナタ形式。バレエ曲のような華やいだ終止もチャイコフスキーらしい魅力に満ちている。3楽章はリズミックなスケルツォ楽章。ドヴォルザークの名曲交響曲第9番「新世界より」の3楽章とよく似ている。因果関係があるとすればこちらが本家。終楽章はロシア風の活力あるメロディーで華麗なソナタ形式。コーダの前にメランコリックなアンダンテの旋律が耳に残り、まるでコンチェルトのように華麗に曲を閉じる。この作品室内楽曲としての魅力ある曲を書こうしてのではなく、シンフォニーやコンチェルトのようなよりスケールの大きな内容を弦楽四重奏に落とし込んだような印象がうける。しかしそれはこの曲の欠点とはならず、作品として成功している。この曲に2番と3番は室内楽らしい作品で魅力的ではあるが、地味な存在となっている。機会があれば3曲纏めてお聴きになっていただきたい。
今回のお奨めは1987年にブダペスト祝祭管弦楽団のコンサートマスターを務めていたケラー・アンドラーシュがリスト音楽院で結成したハンガリーのケラー弦楽四重奏曲による演奏。1990年のイタリアで開催されるパオロ・ボルチアーニの国際コンクールで優勝した精鋭です。確実なテクニックで旋律を美しく演奏するだけなく、構造的な美しさも余すことなく表現する貴重な団体だと思います。全集盤です。

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