マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太の素早さ、クラ与太 モーツァルト 「音楽の冗談」

 優太地方冷え込みましたが、

晴天でした。

早々と食事を済ませと優太は

お散歩プリーズでした。

白鳥とか鴨とかいる用水池を

巡ってふるさと農道へ、

生憎、池は氷っていて、

何も居ませんでした。

で、池の畔で優太は歩かなくなりました。

そこにチョコちゃんとチョコちゃんママに遭遇。


優太を見るなり右足になんかついてるよ

外観からは何も見えないのだけど、

さすってみたらなんとまた

巨大なオナモミがまた。

チョコちゃんママに介助してもらって

やっと取れました。

でもジージの指にダメージが…。

愛犬家歴6年のチョコちゃんママに感謝です。

何事にも的確なアドバイス感謝です。


お散歩から帰ってから、

可哀想に思って優太

ウマウマやることにしました。

優太に甘いんジージですよ。

 

優太は速攻です。

写真ぶれぶれでしゅ。

この満足した顔には

弱いジージです。

今日のクラ与太は、
W.A.モーツァルト 音楽の冗談 ヘ長調 K522


モーツァルトの2つのホルンと弦楽合奏のためのディヴェルトメント風の作品。1787年作と言われていますが、実際はその2年前の1785年に実施的に書かれたわかっています。以下の4楽章で構成されています。1楽章アレグロ ソナタ形式 、2楽章メヌエット、3楽章アダージョ・カンタービレ、4楽章 プレスト ロンド形式。この作品父親レオポルドの1785年月28日の死後最初に完成された作品とされています。モーツアルト親子の関係はよく知られている通り愛憎こもごもアンビバレントなものでした。父と子など大なり小なりそんなもですが、特に諸事情もあり際だっていたようです。で、この曲の1楽章の冒頭などなど父親の作品の中でもよく知れれている「おもちゃの交響曲」元になった作品カッサンシオンやシンフォニア「農民の婚礼」や「狩り」などとよく似たフレーズで開始されます。終曲のプレストも類似点が多いです。快適に進められた後最後の最後の不協和音による浮遊感の不気味な終止。これが父親の死を暗示し鎮魂するレクイエムではないかと感じています。もう一点この曲でモーツアルトがやり玉に挙げたのはホルンです。ホルンは現代の改良された楽器でも音色の目立ちやすさもあって演奏事故が超一流オーケストラでも散見されますが、当時のホルンは現在のバルブホルンとは比べもののならないほど極めて不安定そのもので、倍音以外は当たるも八卦当たらぬも八卦状態、そんなホルンの無様さを皮肉って楽しんでいるのが、2楽章のあん不始末な音程などモーツァルトのゲスな面目躍如でしょうな。あの有名なホルン協奏曲ニ長調を書くに当たってホルン奏者ロイトゲープとのやりとりでストレスがたまった彼の八つ当たりと考えても時期的には符合しています。3楽章など退屈な作品だと評されることも多いですが、いかにもモーツアルトらしい機微を感じる美しい音楽です。22分ほどの短い作品ですが聴き所満載です。

お奨めの一枚はウィーン・フィルのコンサートマスターとして長年活躍し、ニュー・イヤーコンサートの弾き振りを勤めてきたヴィリー・ボスコフスキーの指揮、ウィーンフィルの団員などで結成されたウィーン・モーツァルト・アンサンブルによる演奏。ホルンは名手ローランド・ベルガー。結構茶目っ気のある彼のウィーン風の音色も格別です。

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