マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太のBefore クラ与太 フォーレ 「ドリー」

優太地方、曇りの朝でした。

天候が下り坂と言うことで、

遠くまで出かけてきました。

旧隣村のバイパスまで、

元気歩き通しました。

家の側まで帰ってきたら、

チョコちゃんとハッちゃんと遭遇。

ハッちゃんとはワンコラ頑張りました。

チョコちゃんとはクンクンでした。

 

 

 

優太本当にボシャボシャだよね。

キレイキレイにしないとね。

ウマウマさえもらえれば

NSW(なんでするワンコ)です。

 

今日のクラ与太は犬が出てくるクラシック第2弾
でもその犬の名前はキティです。キティはにゃんこだろうって。安心してください。この曲にはちゃんとにゃんこも出てきます。では興味のある方は本文をおつきあい下さい。



ガブリエル・フォーレ 「ドリー」作品56


フランスの作曲家ガブリエル・フォーレが1893年~1897年にかけて書いた6曲からなるピアノ連弾曲集。で1898年コルトーとリスラーで初演。よくコルトーの編曲によりピアノ独奏版も初演され、1906年にはアンリ・ラボーによる管弦楽版が出版されています。
ドリーとは、この作品を献呈したエレーヌ・パルダックの愛称。フォーレはエレーヌの母親で歌手でもあった妻マリーの友人エンマと親しかった。(はっきり言えば愛人関係?)エンマは17歳の1879年に裕福な銀行家、シジスモン・パルダック結婚しており、エレーヌの他に兄のラウルと二人の子供をもうけている。、エレーヌはフォーレの娘ではないかとも言われている。エンマはフォーレと別れ、1905年に当時ラウルの音楽教師であったクロード・ドビュッシーと同棲、3年後に結婚し、その後「子供の領分」を書くきっかけとなったクロード・エマが生まれている。 エンマはまさに奔放且つ情熱的な女性ですね。ワイドショーネタ満載ですね。
第1曲子守歌(Berceuse)この曲はエレーヌを描写していると言われています。ゆれるゆりかごのようなアルペジオ、上品で優しいメロディーが唄われます。この曲は1893年に書かれており、94年に先駆けて単独で出版もされている。第2曲ミャウ(Miーa-u) 1894年エレーヌの2歳の誕生を祝う作品。エレーヌが「ムッシュー・ラウル」と呼ぶのが、まだ舌足らずで、「メシュー・アウー」と発音したのを面白く描写した題名ですが、リズミカルなワルツが猫がじゃれあっているようで、出版時に出版社の思い違いで猫の鳴き声の表記になったものである。第3曲ドリーの庭(La jardin de Dolly) 3歳の誕生日に贈られた曲で、ヴィオリンソナタ1番終楽章の主題が引用されている。第4曲キティ・ヴァルス(kitty-valse)1896年、4歳の誕生日に贈られた作品。変ホ長調の優雅ななワルツで、ラウルの飼い犬キティから名付けられている。第5曲 優しさ(Tendrese)1896年書かれた曲。 変ニ長調の神秘的で幻想的な主題と、リズミックナ中間部からなる。第6曲スペイン風の踊り(La pas esapagnol)ヘ長調 1897年に書かれた華やかで情熱的な終曲。
今回お奨めの演奏はやはり連弾版。ジャン=フィリップコラールとブルーノ・リグットの盤1982録音。フランスらしい明るく優しいタッチのウィットに富む演奏で、愉しく聴けます。

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