マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太のひぇ~っ クラ与太 モーツアルト ホルン協奏曲ニ長調 

 

今日バーバは遅番

優太バーバにご挨拶

 優太すこぶるご機嫌です。

バーバと遊びたいようです。

 

優太もっとスキンシップしたくて

抱っこ希望です。

バーバ抱っこしたら

調子に乗って

優太をくしゅくしゅしました。

 

優太はくすぐったいのが

苦手のようです。

ついに限界!

今日のクラ与太は、
W.A.モーツァルト ホルン協奏曲ニ長調

 K412+K514(K386b)
拙ページと同じクラシック鑑賞ブログ村の「なんとなくクラシック入門~きつねの音楽話」で、「なぜか給食中にかかるあの曲の正体」でこのホルン協奏曲1番の冒頭が取り上げられていまいた。大昔私の小学校時代はサンサーンスの「白鳥(動物の謝肉祭より)」、給食時のテンポはAndantino grazioso 。ゆっくりと食べることが出来た。年代が進むとこのホルン協奏曲1番の1楽章はAllegro これでは早食いに成ってしまうではないか。時代とともに忙しなく成っていくのですね。
モーツアルトはホルンの名手で友人でもあったヨゼフ・ライトゲープのためにホルンと管弦楽の為の協奏曲を書いていて、従来は1番~4番の番号を付して出版されていた。作曲順は2番、4番、3番、1番の順に作曲されたようである。1番が高い音を避けて演奏が容易になっている。これはライトゲープが年齢とともに技量が低下していったことと関係しているとも言われている。楽譜にモーツァルト自身の手でライトゲープへの献呈の辞に「うすらばかののろまで貧乏なライトゲープさんをあわれんでこの曲を書きました」と書いています。本当に親しい気の置けない関係だったのですね。作曲年に関しても諸説あり、1楽章アレグロは従来は1782年書かれたとされていますが、晩年の1791年の作あるいは完成とされている。2楽章ロンドは1787年に改訂稿として完成されたされているが、実際は1楽章とほぼ同時期に書かれ、1792年の死後あの「レクイエム」の補作でも有名なジェスマイヤーによって補筆完成されたたいう説が有力になっている。ロンドの初稿版を補って演奏することもある。そのためこのニ長調は不思議と晩年の名作クラリネット五重奏曲やクラリネット協奏曲と共通するテイストが感じられます。第1楽章 Alegroどこか聴き馴染みのあるような旋律で管弦楽のはじまり、ホルンのソロに受けつながれます。このテーマを聴くと私は、どうしても元はインドネシア民謡の「可愛い彼女はだれのもの~」を思い出さずにいられません。まぁ偶然というか、他人のそら似なのですが、展開部のないソナタ形式というよりは提示部を二回繰り返しと言うシンプルそのものです。第2楽章ロンド。メインのテーマは信号ラッパのようないかにもホルンらしいシンプルなものですが、天才の手にかかると見事に華やかでワクワクする音楽となります。基本はモーツアルト本人でジェスマイヤーは補足なんでしょうね。
今回のチョイスはアレッシオ・アレグリーニのホルン アバド指揮モーツァルト管弦楽団のイタリア人コンビによる気心のしれた仲間の演奏です。厳格でなくソフトな古楽器奏法と言うのもこの曲を愉しく聴けるものにしています。2006年のボローニャでの録音。聴きやすい高品質な録音です。

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