マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太のお掃除? クラ与太 バッハ チェンバロ協奏曲BWV1056

今日はバーバがお休み。

でも、お掃除で忙しそう

優太は脇でお利口さんにしていた。

 

バーバ優太にも箒を

優太もお掃除するのかな?

 

優太 箒が気持ちよかったのか

すっきりしてきもちやかったのか

もっとやっと欲しいらしい!

今日のクラ与太は
J.S.バッハ チェンバロ協奏曲 ヘ短調 BWV1056


この曲の第2楽章ラルゴが、教会カンタータ156番「わが片足はすでに墓穴に入りぬ」のシンフォニアと同じ旋律が用いられていることで有名です。この旋律はバッハの「シンフォニア」とか「アリオーソ」とか呼ばれ、チェロ、ピアノ、ギターなどでカヴァーされて広く親しまれています。ミレーユ・ダルク主演、ジョルジュ・ロートネル監督の1965年のフランス映画「恋するガリア」の音楽としてもヒットしていて私よりちょっと上の世代の方には馴染みがあるかも知れませんね。自由奔放に生きていた主人公がセーヌ川に身を投げた女性ニコールを助けアパートに連れ帰ることからドラマがはじまります。ニコールは夫グレッグとの結婚生活が破綻原因だった。しかしニコールはグレッグに未練がまだあったようだ。ガリアはグレッグに興味を持ち、彼に誘われるまま二人でイタリア旅行へ出かけ関係を持つ。危険な予感を秘めた三角関係が続くが悲劇が現実となる。ニコールが口論の上グレッグを射殺してしまう。音楽はミシェル・マーニュ。二人がヴェニスで過ごすクライマックスシーンでスウィンブルシンガーズのダバダと歌い出すスキャットにはメロメロです。このソロはクリスチャン・ルグラン。フランス映画音楽に興味のある方はピントきますね?そうあのミシェル・ルグランのお姉さんです。
さて本題のチェンバロ協奏曲はバッハ、ライプツィヒのコレギウム・ムジクスの指揮者を勤めている1729年から41年にかけて、息子のヴィルヘルム・フリーデマン・バッハやカール・フィリップ・エマヌエル・バッハ、弟子達が演奏するために多くのチェンバロのための協奏曲を作編曲した作品中の1曲で原曲は1717年から1723年のケーテン時代の紛失したヴァイオリン協奏曲ヘ短調とされている。1楽章 Allegro moderato 2楽章 largo 3楽章 Presto  全曲通しても10分弱位の演奏時間の曲となります。
今回私のチョイスはチェンバロ クリスト・ルセ クリストファー・ホグウッド指揮 アカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック 録音1994年
年録音です。1楽章と3楽章がダイナミックな演奏ぶりが見事です。2楽章は控えめに淡々として弾きぶりですが好対照となり引き立ちます。耽美的な演奏よりはこちらに共感が持てます。

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