マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太花よりうまうま! クラ与太 ボッケリーニギター五重奏曲 G451

優太地方にも

桜前線到達!

しかも咲いたと思ったら

たちまち満開へ

 

桜の花を愛でながら散歩

ジージはたのしんでいたが

優太は相も変わらず

クンクン&マーキング

でもそれなりに帰宅。

 

犬ビスを取り出そうとすると

なぜか足下にあったらしく

速攻で飛びかかる。

 

もっとプリーズの

ポーズで待機中。

でも嬉しそうです。


今日のクラ与太は、

ルイジ・ボッケリーニ ギター五重奏曲ホ短調G451 
前にもボッケリーニのギター五重奏曲を取り上げましたが、同じ曲集からもう一曲紹介します。この曲もベナヴェンテ侯爵のために前年の1797年に出版されたピアノ五重奏曲ホ短調G407から同年に編曲された作品です。前回紹介した第4番とされるこのニ長調G448や「マドリッドの帰営のラッパ」の音楽が5楽章に加えられているハ長調G453の方がサブタイトルもあり演奏・録音されることも多く知られていますが、チャーミングな旋律の美しさなど情感深い音楽が魅力的でボッケリーニの全作品でも私はベストチョイスの1つこのホ短調G451を選びます。ギターがオリジナルと思えるほどに、ギターの音色にマッチしています。曲は1楽章 Allegro moderato ギターの単音にのってシンプルな短調の印象的なメロディで始められます。快活な旋律が顕れ、交互に奏でられていきます。ベートーヴェンだ2つの主題で展開していくという感じになりますが、ボッケリーニは自然な移ろいいく案配です。ギターと弦楽器との掛け合いで彩られて趣深いものです。再現部では冒頭の音型が多少変化しています。まるで「屋根の上のヴァイオリン弾き」のサンライズ・サンセットの締めのサンライズ・サンセットと唄う旋律にそっくりで記憶に残ります。 2楽章 Adagio 穏やかで何処か懐かしいエレガント旋律唄われます。途中スペイン風の情熱的なパッセージが対照的です。 3楽章 minutto 快活な舞曲ですがやはり南欧的な優美さがボッケリーニらしいです。 4楽章 allegretto 心地よいテンポで進められるフィナーレです。ロンド形式でスペイン舞曲風で華やかな中間部、そして1楽章冒頭の旋律が少しだけ形を変えて顕れてます。全曲が有機的につながっているとも見られる4つの楽章で構成される25分ほどの曲です。最良の音の流れに身を任せて心地よい時を過ごせます。
今回のチョイスも、スペインを代表する。古楽器アンサンブル、ラ・レアル.カマラ、ギターは第1ヴァイオリンを弾いているエミリオモレーノの兄弟ホセ・ミゲル・モレーノ。このG451ではより自由に情感を込めて演奏していて他の演奏の追随を許しません。

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