マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太地方に菜種梅雨? クラ与太 ショパン 前奏曲胃腸調?

優太地方雨模様の朝を迎えた

食事の後お散歩の誘いがないので

優太はじ~っと見ています。

 

ついに緊張感が溜まったのか

凄い欠伸で

猛烈アピールです。

 

どうやら散歩が楽しみなだけでなく

やむを得ない

緊急で重要なな理由があったようだ

そう、うんP

トイレシートを

新しいものと交換してやったら

無事ことに及んで

ちょっとは落ち着いたようだ。

 

 

でも雨続きなら

優太の健全胃腸も

変調を来すかも知れない!

そんな時役立ちそうな?

曲を紹介します。

今日のクラ与太は、
フレデリック・ショパン 前奏曲 イ長調 作品28-7

この曲を取り上げると言ったら、勘の良いクラオタなら夕べ辺り花見酒飲み過ぎたのですねと言われそうです。クラシック愛好家でもピアノの嗜むこともない人にとって最も耳にすることの多いショパンの作品が日本国内ではこの曲でしょうね「たったららっら~んたらら~ん たららんらんら~ん たらら~ん ×××× 良い薬です」××××に入る商品名お分かりですね。登場する人物は野球選手だったり女優さんだったりまぁ~酒席にぴったりだという範疇で色々な方登場してきましたが音楽はず~っとこの曲です。胃腸薬のCFなのでイ長調の曲を使用したいう都市伝説もあるくらいなのですが、ネット検索すると偶然と言うことになっているようです。が、私は完全に否定できないと思っています。それはこの曲が胃腸いやイ長調のために書いた作品だからです。前にマズルカを取り上げたときにも触れていますが、ショパンはJ.S.バッハを尊敬していて鍵盤楽器の為の旧約聖書とも評される2巻からなる平均律グライヴィア曲集、長短24の調の前奏曲とフーガをリスペクトする作品として、同じように24の長短調全てを使った曲集として書いたのがこの作品28の「24の前奏曲」です。もはやフーガをピアノための小品に書くのは無粋だというロマン主義的な感覚で前奏曲の部分だけ書き上げられていますが、ピアノための「新約聖書」と評されるショパンの全作品なかでも最も重要なものとされています。その中で最も知られているのは「雨だれ」の愛称がある15番変ニ長調で、ジョルジュ・サンドとの逸話とかからもクラ与太必至の曲です。この曲だけが演奏時間が5分を超えていますが、他の曲は短い曲が多く24曲全体が有機的に結びつけて味わうべきものかもとは思っています。ただこの第7番イ長調は清涼感のあるシンプルな旋律が繰り返されるだけなのですが、とても印象的でこの音を聴くだけで薬を飲まなくとも胃腸がすっきりしそうです。ある意味「太田胃散」の商売敵かな?イ長調 Andntino 4/3拍子リズムとしてはマズルカです。
今回私のチョイスはフランスを代表するショパン弾きとしても名高いサンソン・フランソワの演奏。1959年の録音です。フランソワは個性的な演奏で知られていてムラもかなりあります。また何よりも酒を愛して酩酊して演奏しているのではと思われる録音も多いのですが、この曲に関しては至極まともでテンポも自然です。もしかすると彼自身の酔い覚ましの演奏かも知れません。ただ30秒をちょっと超えるので30秒CFには尺が長く使えないですね。なお、じ~じ暴飲も暴食もまでしていません。今日辺り大仕事が片付く予定なので明日はわかりませんが…。


 

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