優太のBefore After クラ与太 モーツァルト クラリネット協奏曲
優太の今回のトリミング
ボサ男の時とどれだけ違うか
見てみようと
撮影済みのカットを取り出してみた。
まずはBefore
前のカットから1ヶ月なので
それほどボサボサ感はないけど
次はAfter
流石マズルは刈り込まれていて
きりりと引き締まった良い感じ
それ以上に首筋がスッキリしているのが
よいかな。
やっぱりトリマーさんは
たいしたもんだね。
クラシックの名曲も出来るまで
何度か手が入ることが多い
です、天才モーツァルトでも例外ではありません。
今日のクラ与太は,
W.A.モーツァルト
クラリネット協奏曲 イ長調 K622
モーツアルトが亡くなる1ヶ月前の1791年に11月に完成した曲です。このクラ与太でも紹介したクラリネット五重奏曲と同様に、友人のクラリネットの名手、アントン・シュタートラーのために書いた作品です。当初はシュタートラーが当時考案した当時問題となっていた豊かな低音が出るように拡大した低音部を持つ、G管のバセット・クラリネットのために1878年に作曲しようとした1楽章の199小節まで楽譜が現存してK621bを元にして1音移調してイ長調として通常のA管のクラリネットとのためにファゴットを加え加筆編曲を加えて完成させたものです。その時点で2楽章と3楽章は書かれてものと考えられている。死後十年経った1801年にブライトコフ・ウント・ヘルテルによって出版されている。1楽章 アレグロ イ長調 4分の4拍子 ソナタ形式 弦楽合奏による穏やかな主題によりはじまり展開します。独奏クラリネットはやや哀愁を帯びたチャーミングな彩っていきます。大規模で聴き応えのある充足感のある音楽です。 2楽章 アダージョ ニ長調 4分の3拍子 三部形式 クラリネットの味わい深いモノローグによる旋律 現世から解脱した境地とでも言えるのではないでしょうか。一切の余分な装飾のない天上の音楽です。 3楽章 アレグロ イ長調 8分の6拍子 ロンド 軽妙さも感じる軽やか独奏楽器の主題によって始められるが、哀感が忍び込んでいる趣深い音楽。
私のチョイスは レオポルト・ウラッハのクラリネット、アルツゥール・ロジンスキー指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団 1954年の録音です。録音は古くモノラルなのですがウラッハの音色と名人芸を堪能できます。多くの名演があり、それぞれに魅力あるのですが、モーツァルトの音楽の魅力を過不足無く素のママで味わうことが出来る演奏は私にとってウラッハをおいて他にないと思っております。