マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太のお見送り、クラ与太 グリンカ ヴィオラ・ソナタ

 

ジージもバーバも

総会とか野暮用続き

優太とのゆっくり遊べない

ちょっとだけ早起きして

朝食前にお散歩へ

優太、食後満腹でまったり

 

優太服を脱がせてもらったら

出かける準備をしている

ジージの様子を覗っている。

 

部屋をでようとすると

窓際に見送りの準備で

スタンバイしていた。

今日のクラ与太、ひょんな殊から最近出会った魅力的な小品をご紹介します。最近アウトレット価格で演奏家毎の全集ボックスセット発売されています。その中には一般には知れれている一部のファンにのみ愛聴されている名曲が含まれています。その中でも最も印象の強かった作品です
ミハイル・グリンカ ヴィオラ・ソナタ ニ短調
ミハイル・イヴァノヴィッチ・グリンカは1804年裕福な貴族の家に生まれた作曲家。
早くから音楽に親しみ、ピアノの演奏も得意とし、またヴィオラを嗜むなど才能を開花し、イタリアに留学し歌劇を学んだ。帰国後ロシア音楽の祖としロシア語によるオペラ「イヴァン・スサーニン(皇帝に捧げし命)」でロシアオペラを確立し、序曲が単独で演奏されることも多い「ルスラン・リュドミラ」は現在でも多くの歌劇場のレパートリーとなっている。このヴィオラ・ソナタはイタリア留学以前の1825年くらいから書き始めて1828年位までには2楽章をほぼ完成し、3楽章のスケッチも成されたようだ。その後3楽章の主題で「子供のポルカ」と言う先品が書かれた。そのまま未完成のまま放置された。その後グリンカ自身も幾つかの版を残しているが2楽章の最後の部分が紛失するなど存在知られていたが事実上のオクラ入状態であった。1931年にロシアのヴィオリストで教育者でもあったヴァティム・ボリソウスキイが2楽章の最後の40小節を補筆し2楽章の作品として出版・演奏している。3楽章をも補完しようとしたが断念。なお、後年ゲオルギイ・ドミトリエフによる3楽章版も存在しているが。ボリゾウスキイ版による演奏が一般的です。なんと言ってもこの曲の魅力は1楽章アレグロ・モデラートの冒頭。まずピアノで続いてヴィオラで詠われるキャッチーな旋律。哀愁感も聴く者の心を捉えます。ちょっと聴くとシューマン辺りの作品にも聞こえるロマンティックな雰囲気に溢れています。ピアノの存在感強すぎるかなと思う点と、細部に拘らずおおらかな曲の展開が気にならなくもないですが、若書きである点を考慮しなくても旋律の美しさだけ十分に魅力的な曲です。第2楽章 ラルゲット・コン・マ・ノン・トロップ 変ホ長調。まず柔らかな心地よい旋律が唱われます。後にピアノ和音で短調転調、哀愁を帯びた旋律が唱われ、交互に歌われます。その後補筆された終結部で1楽章冒頭の主題の音型を取り込んで終了します。この辺りボリソウスキイの編曲の妙味です。纏まり感がありこの版をお奨めする理由です。
今回のチョイスはユーリ・バシュメットのヴィオラ。ピアノ伴奏はミハエル・ムンチャン。堂々たる大曲に聴こえる見事な演奏です。1991年録音。RCA時代の録音アルバムセットでもお得に手に入ります。

×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。