優太に縁があるのかな? クラ与太 メンデルゾーン 夜想曲
本日は日曜日
でも優太一家休みではありません。
ジージもバーバもお仕事です。
優太もいつもの通りです。
優太朝ご飯待ちきれず
早くしてのポーズです。
朝飯の準備をすると
じ~っとみて待ってます。
皿を差し出すとすぐ爆食いです。
早食い防止皿でも一気に食べます。
食後にちょっとだけ散歩しました。
運動すると表情も生き生きとしてます。
気分も満足かな?
そうだ優太ジージの職場に
可愛いチワちゃんが遊びにきているんだよ
今度遊んでみないかい
ちょっとお姉ちゃんで
お姫様みたいな子だけどね。
今日のクラ与太も夏至祭に纏わるロマンティック小品をご紹介します。
フェリックス・メンデルゾーン
夜想曲 劇付随音楽「真夏の夜の夢」作品61より
メンデルスゾーンは17歳の1826年にシェイクスピアの戯曲「真夏の夜の夢」にインスピレーションをうけて姉のファニーと演奏するピアノ連弾曲を書いた。出来映えに自信を持った彼はオーケストラ用に演奏会用序曲ホ長調 作品21として出版した。 この序曲は古典的な様式に基づきながらロマンティックに表現が見事で妖精など幻想的な世界をひょうげしている。この序曲を聴いたプロイセン国王フリードリッヒ4世により「真夏の夜の夢」の上演のための付随音楽を書くようにメンデルゾーンに命じ、序曲はそのまま利用し、12曲からなる劇付随音楽を作曲、作品61として出版された。その中では第1曲のスケルツォ、第5曲の間奏曲、第7曲の夜想曲と第9曲の結婚行進曲は人気が高く組曲として演奏されることも多い。余談ながら、この結婚行進曲はワーグナーの楽劇「ローエングリン」の婚礼の合唱と並んで結婚式のBGMの両横綱である。が、ワーグナーのローエングリンでは婚礼の花嫁が死んでしまうストーリーである。「真夏の夜の夢」も最後はハッピーエンドなので多少はましだが、花嫁の父親が娘の結婚に反対して死罪にしようとするプロットがあるのため、私が司会を務めた友人の結婚式にはこの2曲は使用しませんでした。そのお陰かどうか知れませんが今も幸せにお過ごしです。この組曲の中で私のお奨めの曲が第7曲「夜想曲」です。冒頭の幻想的で甘味なホルンの旋律。魔法にかかって森の中で寝入る恋人たちのに奏でる優しい音楽です。弦楽合奏による情熱的な昂ぶりを見せる中間部を挟んで甘味な旋律が戻ってきて静かに終わります。
私の今回のチョイスはラインスドルフ指揮ボストン交響楽団。1962年にミュンシュからバトンタッチを受けたオーストリア生まれのラインスドルフ。ミュンシュの持つ色彩的な音色を受け継ぎながら、ドイツ風の深みのある音色を導き出してこの曲を贅沢に味わうことが出来ます。このホルン抜群です。奏者名ご存じの方ご教示願いたいものです。