マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太、夏を乗り切るには!クラ与太 ドリーブ コッペリアのワルツ


優太地方ついに
梅雨明け、
日本有数の猛暑地の
面目躍如
暑いです。


優太お散歩は早くても
最短距離、お迎えの公園に行って
ウンチと給水。
木陰を伝ってうちまで
計500m
それでもうちでアヘアヘです。

少しクールダウンすると
お気に入りのおもちゃで
遊んでます。

夢中になって
遊んでます。
ストレス解消できるのでしょうね。

一息ついて
バッチリ食べます。
食欲を元気の印
ですね。

この元気なら
夏ばてとは縁遠い
優太なのでした。

ジージの職場の近くに
こんな看板立っています。
日付のカウントダウンは
人手でやっています。
いつの間にか花火サイトのネットでは
県内トップになりました。
ジージもバーバもお手伝いです。

宜しかったら遊びに来てください。




今日のはクラ与太、フランスのバレエを代表する作品から、もっとも上品で洒落た曲を取り上げます。
レオ・ドリーブ
 「スワニルダのワルツ」コッペリアより


1936年に生まれたフランス・ロマン派の作曲で「フランス・バレエの父」と呼ばれるドリーブが音楽を1867年に書き、1870年にパリ・オペラ座で初演されたバレエ「コッペリア」より最もバレエで上品で美しいワルツと呼ばれる作品をご紹介します。バレエの原作となったのはE.T.A.ホフマンの「砂男」ですが、同じ人形に恋をした男を主人公としながら、フランツとその恋人スワニルダと若いカップルを主人公に据え、フランツが人形のコッペリアに人形と知らず浮気心を抱いた事に端を発する楽しくコミカルなラブ・コメディに仕上がっています。通常は大演壇のハッピー・エンドとなるのですが、人形が人間になるものや、バラバラに壊れたコッペリアで幕が降りるなどシリアスな版による上演も見られます。ドリーブはバレエ「ジゼル」が有名なアドルフ・アダンにパリ音楽院で作曲を学んでいます。フランスバレエ音楽の正当な伝統を受け継いでいると言えます。バレエは全3幕。ドリーブは32曲の音楽を書いています。その中では、ワルツやマズルカ、チェールダッシュ(ハンガリー舞曲)などは曲名を知らなくても耳に触れる機会も多い佳曲です。前奏曲と華やかなマズルカに続いて第1幕で演奏されます。前奏曲とマズルカで盛りあがったあと、クラリネットに続きチャーミングなオーボエ、フルート受け継がれていき弦楽合奏によりお馴染みのメロディが現れます。このつなぎだけでもお洒落で優美ですね。
今回のチョイスはエネスコ・アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団の演奏。録音1957年です。今回の選択はアンセルメを取り上げたくなって何が彼の録音でその魅力を端的に知ることが出来る曲を選んだのです。話が前後しますが日本を代表するピアニスト中村紘子さんが亡くなれました。優秀で素晴らしい演奏をするピアニストは少なくありませんが、彼女の代わりを務めるピアニストはいないように思えます。彼女の書いている本などを取り出してみたのですが、その中で「耳の確かな指揮者は数が少なく、アンセルメやオーマンディ師のような耳のある指揮者は」と述べてらっしゃいます。そんな訳でアンセルメの演奏が無性に聴きたくなりました。中村紘子さんが言ってらっしゃる音程だけでなくリズムもキッチリとした演奏です。ダンサーにとっても非常に踊りやすく、それでいて音楽の表現で優れていて昔からの定盤だったことが頷けます。ただこの音盤は私のアンセルメボックスだと前述の洒落たつなぎが1曲目に含まれていて、ワルツを直接洗濯すると聴けません。アンセルメのバレエ演奏はどれもお奨めです。バレエの持つ楽しくあのワクワクした雰囲気が音楽だけでも十分に味わえます。
YouTubeでのご紹介は、オーストラリア・バレエ団 の映像で、演奏はノエル・スミス指揮 オーストラリア・オペラ・バレエ管弦楽団。プリマでスワニルダを演じるリサ・パヴァーンが最高。コケティッシュな魅力一杯です。
アンセルメの「コッペリア」はワルツの前の前奏曲とマズルカがあります。



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