マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太のBefore。クラ与太 ロッシーニ 管楽四重奏曲 6番


優太地方不順な天候。
朝起きても雨模様
お散歩にも行けない。

お出かけ準備しても
自宅待機中の優太。

お疲れ気味でも
待ってるのは
つまんないようだ

それではと
ぬれても良いように
防水スプレーかけた服に
着替えてお散歩結構!

案のじょうの
また降られました。
びしょ濡れで帰ってきました。

バスタオル拭いて
軽くドライヤー
顔まわりはどうやら乾いたが
脚はなかなか乾かない

脚も乾かせてしてみると
ボシャ男になったよな
優太!!

一ヶ月は早いな

明日日曜の予約確認
朝10時だってさジージ

休みだけど
早起きするかな。
また格好良くなって
皆さんにご挨拶しような。

今日のクラ与太は前回スタバト・マーテルと言うセミ・リタイア後の作品を取り上げたロッシーニの若き日の作品をご紹介します。
ジョアキーノ・ロッシーニ 
 管楽四重奏曲第6番 ヘ長調

ロッシーニは1792年に生まれ、8歳の時にボローニャの音楽学校に学ぶなど早くから頭角を顕したようです。18歳の時最初のオペラを作曲。20歳の時に「試金石」でヒット翌年には今でもレパートリーとして取り上げられる「アルジェの女」を作曲。ヒット作を連発してヨーロッパ中に名声は轟きます。そんな彼は12歳の1804年にヴィオリン2本とチェロ、コントラバスのための弦楽四重奏曲を作曲しました。1812年にはフルート、クラリネット、ファゴット(バスーン)で作曲したこのヘ長調の「アンダンテ、変奏曲」を作曲しました。その後1820年頃ドイツのクラリネット奏者フリードリッヒ・ベールが3番を除く弦楽四重奏曲を同じ編成に編曲し、6曲の管楽四重奏曲として1829年にパリとマンハイムで出版されました。編曲の時点でこの6番ヘ長調にも手を若干入れているようです。この曲集は木管楽器のアンサブル曲として取り上げられる事も多いのですが、特にこの6番は多くロビーコンサートなどで知らずに耳にしているかも知れません。で、私見ですが、明らかに曲としては1番から5番までと6番とでは出来が違います。編曲の問題があるので最初から管楽器曲と弦楽器曲からの編曲とでは楽器使いとかに差が出るのは当然としても、それ以上に曲としての魅力度に差があるように私には思えます。旋律はどれも魅力的なのですが、それが曲として織りあがっていくと過程の術がまるで違います。自然にキチンと曲として仕上がっているのが6番です。神童であっても小品といえど10台前半では旋律は書けても曲を纏め上げるのは難儀だったのかも知れませんね。
曲は通常、①Andante 冒頭(アンダンテの開始) ②Allegretto 主題(テーマ)と変奏曲の2つの部分から構成されと考えられます。序奏に続きにファゴットによる伸びやかなファゴットで伸びやかに喜びに満ちた旋律が唱われます。ここだけ聴く者の心を掴みます。続いてクラリネットで細かな表現を付け加えて唱われます。他の楽器も加わり掛け合いを楽しむように続き第1部は終了です。第2部、軽やかなお散歩のようなウキウキした主題がフルートで続いてクラリネットで提示されます。ファゴットがソロを執る変奏では楽器のもつユーモラスな楽しさが全開です。ホルンが信号ラッパのように響き渡る変奏では当時の音程が不安定な楽器が頑張って吹くことで味わいがまします。今の楽器で完璧に吹いたら興ざめでしょうね。クラリネットがソロをとる演奏はジャズセッションのような楽しさがあります。白眉は短調の変奏、最初にファゴットが哀愁を帯びながらもチャーミングに語りかけます。その後ホルンを中心葬送行進の出発を告げるラッパのように厳然と鳴り響き悲しみがこみ上げます。見事です。この部分テンポをやや落とすのが定石ですがその辺が腕の見せ所となります。一点楽しく活き活きとしたフィナーレを迎え締めくくられます。この部分は木管楽器のアンサンブルの小品としては最も魅力ある曲だと私は太鼓判を押します。
今回の私のチョイスは、ジャン=ピエール・ランパル(フルート)、ジャック・ランスロ(クラリネット)ジルベール・クルシエ(ホルン)ポール・オンニュ(バスーン)。フランスの一時代を築いた腕達者でありながら、洒落た華やかさと暖かさを感じさせる珠玉の名演です。1963年録音です。CDは手に入りにくいですが、ランパルボックスの第1巻などに収録されています。嬉しいことにYouTubeで全曲聴けます。だまされたと思って是非お聴き下さい。


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