マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太「いつまで撮っんの!」 クラ与太 ドビュッシー  「夢想(Rêverie)」 

秋晴れの朝。
優太もお目覚め良好。
食事を済ますと
お散歩へ行きたいようです。

ぐずぐずしていると
催促してきました。

お散歩先では
シュナイザーちゃんとであったり
堪能してお帰りです。

気持ちよく
マッタリとくつろいでいます。
いい顔なので
パッシャッと

ついつい
パシャパシャしていると
優太切れました!
ゴメンね。

秋は人を思い人を人を恋しく思う時節ですね。そんなシチュエーションにピッタリの曲を紹介します。ワイン片手も良さそうです。
クロード・ドビュッシー  「夢想(Rêverie)」


ドビュッシーがローマ大賞を得てローマ滞在帰国3年後の1890年頃に作曲された言われるピアノための小品。当時ドビュッシーはまだ作曲としての評価を確立しておらず不遇の日々で経済的にも楽ではなかったが、当時画家や詩人などのたまり場となっていたカフェに出入りカフェに出入り、芸術的な刺激を受けるととも情熱的な恋もし、失恋も経験している。女性彫刻家であの「考える人」の作者ロダンの愛人でもあり、詩人で外交官で日本大使も務めたポール・クローデルの姉カミーユ・クローデルとの恋し別れを経験している。この小品など美しい小品群がこの恋と無関係とは考えにくい。彼自身がこの曲を「駄作」「祖枠品」、「ロマンティックなタイトルに惹かれて書いただけの曲」と述べて出版しようしなかったのは、破れた恋への思いと拘りがあるのかもしれません。浮遊感ある夢見るような和声と甘味で平易なモチーフで人気曲となり1908年に出版された。この曲の魅力はこの冒頭のアルペジオで演奏される浮遊感はヘ調の曲がそのⅠ和音に含まれるドミソではなくファにあたる「変ロ」で開始され不安定で始まり主音「ヘ」はなんど9小節目になってからです。恋する気持ちで足が地に着かない感じでしょうか?この波のようなアルペジオはロマン派のピアノ小品ではメンデルスゾーンの舟歌などでも定番ですが、メロディを美しく延々歌うというはなく、キャッチーなモチーフからなるところが当時は耳新しく感じたかも知れません。左手にコラール風の旋律が顕れ、やがて右手と会話するように歌われます。この部分は同年にパリで開催された万国博覧会で注目を浴びたインドネシアはバリ島のガムラン音楽の影響が見られます。その後冒頭のモチーフが再現されますが、今度はこのモチーフも右手と左手の対話で彩られながらやがて静かに締めくくられます。シンプルな小品ですが、音楽的には様々挑戦を試みている作品でもあります。まだ咀嚼されていないながらも、いやかえってそれだからこそ作品に魅力を与えてと言えます。
今回の私のチョイスは田部京子さんの2000年録音。繊細なタッチが曲に味わい深を与えています。YouTubeではチッコリーニの1991年録音を貼っておきます。大人な色気を感じる演奏です。


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