マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太、今年の初チョキチョキは? クラ与太 チャイコフスキー 憂鬱なセレナード

正月休みあけジージもバーバも多忙です。
やっとゆっくり出来るお休みの日
優太のトリミングでした。
たまった野暮用をこなして
蕎麦屋でやっと遅めの昼食を
思った瞬間お迎えコールが
優太トリマーのお姉さんに抱っこされて
待ってました。

 

バーバに抱っこされて
記念のパチリです。
ブルーのリボンは新鮮ですね。

 

うちに帰って
バーバに抱っこされたら
疲れたようで、
早速お眠ですね。

 

次のジージのお休み
何かおねだりの目つきです。

 

さっそく散歩に出かけたら
プクちゃんがママさんに抱っこされて
手を振って貰えました。
パパさんは日曜でもお休みではないので
プクちゃんはお散歩できません。
こんど仲良く散歩したいよね。

 

今日のクラ与太は、正月も過ぎ、淡々とした日々なこの時期ですが、ふと部屋で心地よい曲で贅沢な時を送りたいそんなあなたにお勧めの作品をご紹介します。
P.I.チャイコフスキー 憂鬱なセレナード 作品26


哀愁あるメロディーメーカーのチャイコフスキーが書いたヴァイオリンと管弦楽のための作品としてはヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35が有名ですが、それに先だって3年前の35歳の1875年に書かれ翌76年に初演された演奏時間9分ほどの美しい小品です。ヴァイオリン協奏曲と同様に友人の名ヴァイオリニスト、レオポルド・アウアーの依頼で作曲されたにかかわらず初演はアドルフ・ブロッキーによって行われた点も同じです。
木管楽器の静かな序奏に導かれて、独奏ヴァイオリンが呟くように哀愁感ある美しいメロディーを奏でます。魅力的で印象深いものがあります。この旋律が淡々と繰り返されるうちにチャイコフスキー独特の甘く心地よい空間に誘われていきます。やがて盛りあがりながら動的な技巧的に演奏を披露する。が冒頭の旋律が美しく彩られて歌われ消えゆくように閉じられます。協奏曲の緩徐楽章と言った佇まいの作品です。ただこの曲の魅力の一因は変ロ短調という調性の選択あるかも知れません。協奏曲がニ長調という最も曇りなく美しく楽器が響く調性を選択しているのに対して、どうしてもやや曇った響きになりやすい調性を選択して深みある音色が心の琴線に触れるのではないでしょうか。
今回私のチョイスはギドン・クレーメルのヴァイオリン、ローリン・マゼール指揮ベルリン・フィル。1979年の録音です。必ずしも美音ではなく味わい深い音色が曲想にピッタリだと感じています。YouTubeはパールマンによるライヴ録音を貼り付けておきます。彼の美音が堪能できる演奏です。


Itzhak Perlman - Serenade Melancolique Op 26.

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