優太はだんだん眠くなる?! クラ与太 モーツァルト ピアノ協奏曲15番
このところジージもバーバも忙しく帰りが遅い。
優太はお留守番頑張って
夜遅くなって眠さに負けずお出迎えですが?
やはり睡魔は襲ってくるようです。
健気ですね。
抱っこして欲しいようです。バーバにアピールです。
抱っこされて満足げな優太です。
完全に目がとろんとしてきました。
催眠術にかかったようです。
ベッド移されて
少し寂びそうですね。
春の訪れが待ち遠しい今日この頃、明るく心踊る曲が聴きたくなりますね。ピッタリの曲をご紹介します。
今日のクラ与太は
W.A.モーツァルト ピアノ協奏曲15番変ロ長調
クラ与太でもモーツァルトのピアノ協奏曲を何曲か紹介してきました。特に20番以降の7曲はどの曲も素晴らしく人気もありまし、演奏回数も多いのです、しかしその前の15番から作品も劣らず素晴らしい作品であります。特に第15番はウィーンで独立して自作の演奏会を開くなど積極的な活動を開始した1784年の28歳の作品。自信に満ち溢れた曲調になっています。彼自身も彼の活動が順調で特にこの変ロ調の作品が好評であったことを父に書き送っています。しかしこの曲の華やかで輝かしく快活な雰囲気の中にモーツァルトの内省的な感性の襞が潜んでいてそれこそがこの曲の魅力の源泉となっている。それ故あのアインシュタインが後期の三大交響曲に匹敵する素晴らしい曲である準えています。
第1楽章 Allegro 快活で童歌のようなシンプルな主題で明るくが華麗に彩られ展開していきます。その流れのなかでも一瞬の曇りを感じさせるフレーズが顕れます。一回そのことに気がつくとこの曲の虜になること間違い無しです。 第2楽章 Andante この曲の白眉。夢見るような柔らかで優しさに満ちた旋律。静寂の中で自分の鼓動を感じるような錯覚を覚えるような音楽です。 第3楽章 Allegro 1楽章にもまして快活なロンド形式のフィナーレ。生命力と喜びに溢れています。春を迎える嬉しさのように思えます。
私のチョイスはアルトゥール・ベネデッティ・ミケランジェロのピアノ。コルド・ガルベン指揮北ドイツ放送響楽団。1990年のライブ録音。燦めきに溢れた名演奏です。YouTubeではこの度2どめのグラミー賞を授賞した内田光子さんのピアノ、ジェフリィ・テイト指揮イギリス室内管弦楽団の全集盤からの録音が聴けます。端正で深みのある好演です。
Mozart - Piano Concerto No. 15 in B-flat Major, K. 450 (Mitsuko Uchida)