マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太、散歩の限界に挑む?! クラ与太 エネスク「ルーマニア狂詩曲1番」

朝、少し肌寒いくらいの優太地方。
散歩にはちょうど良い気温です。
優太自分の朝食を食べてしまうと、散歩の催促。


「早く散歩に行くでしゅよ。」
「じゃ今行くから、覚悟せいよ。」
「はい、がってんでしゅ。」

と言うわけで、
今まで散歩の倍の長さに挑戦。
団地の外周フルコースに出発しました。


出発早々、優太にワンコラする黒のしば犬と遭遇。
さっそく、ぐる~と迂回。
さらに大物のハスキー犬発見。
また裏道にそれてやり過ごします。
どんどん距離が伸びています。
もう、折り返しの西公園で一休み。給水実施。
早く帰りたくなって。帰り道はダッシュ。
うちに帰った時には、はぁ~はぁ~、ぜぃぜぃ状態。
どうにか、無事帰宅。


玄関から、上に上がれなくなっていました。
抱っこでルームイン。
明日も散歩行こうね。


今日のクラ与太は、
G.エネスク ルーマニア狂詩曲1番 イ長調 作品11-1


20世紀前半の3大ヴァイリニストクライスラー・ティボーと並んで称されているルーマニア生まれのジョルジェ・エネスクが20歳の時に作曲した作品で最もよく知られています。祖国ルーマニアの舞曲ホラなどの使われています。従来はフランス語の綴りのジョルジュ・エネスコと言うのほうが馴染みがあるかと思われます。が今はルーマニア語の綴りで表記されるようになっています。東欧には珍しくルーマニア語もラテン系の原語でフランス語との差は少ないですね。 
エネスクは神童で7歳でウィーン音楽院に入学。14歳でパリ音楽院でもヴァイオリンと作曲を学んでいます。1923年にはフィラデルフィア管弦楽団を指揮するなど幅広い活躍をしています。
クラリネットとオーボエの掛け合いのどかなメロディ始まり、徐々に楽器を増やしつつテンポアップしていき情熱的な舞曲へとなります。やがてクライマックスを迎えて全休止。哀愁に満ちたホラが始まりもう一で盛り上がって大演壇を結びます。この終わり方がさすがです。
多分今日の優太の散歩のような感じです


今日のお勧めは作曲者自身も指揮したフィラデルフィア管弦楽団。そのフィラディルフィアに長年シェフを務めたユージン・オーマンディ指揮。CBSとRCAの2回の録音がありますが、演奏はどちらもほぼ同じです。後者の方が新しい分音質ではベターでしょう。


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