マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太フード対策第2弾、プロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲2番

優太の食いムラ対策。
「ささみのふりかけ」かければ食べるのは解っていた。
でも、フード食べるかどうか、はその場まで解らない。
で、後追いでかけてやるしかないと思っていた。
でも油断すると、かけてやる途中で、
優太に
袋ごと強奪される。



そこで考えた。
フードを出す前にふりかけを
あらかじめまぶしてだせば良い。
フードを準備していたら。
優太じ~とみている。



普段と違う音と匂いで何か感じたらしい。
「なにげによさしげなにおいでちね。」



どうやら、ふりかけの匂いを確信したらしい。
「ささみの香りは格別でちね。」
フードを持って行くと
一気食い、
写真を撮ることもかなわず。



爆食いの後の満足な顔。
「してやったりでち。」


今日のクラ与太は、
セルゲイ・プロコフィエフ ヴァイオリン協奏曲2番ト短調 作品63


1891年現ウクライナ生まれの作曲家プロコフィエフが1935年作曲されたヴィオリンノと管弦楽のための協奏曲。フランス人ヴァイオリニスト、ロベール・ソエタンの演奏旅行で同行したスペインのマドリード初演され、大好評だったらしい。
1楽章 アレグロ・モデラート ソロヴァイオリンのロシア風の哀愁ある旋律で始められ木管楽器などを絡めながら絶妙の盛り上がりをみせる。2楽章 アンダンテ・アッサイ ピチカートの載ってやはりソロヴァイオリンが優美な旋律が奏でられる。この旋律は後でチェロでも印象的に演奏される。3楽章の アレグロ、ペン・マルカート スパニッシュ風なロンド主題を中心にカスタネット交えて情熱的に進められる。初演地を考慮して書かれたと思われます。
プロコフィエフの作風は新古典主義だったり、神秘主義だったり、ロシアアヴァンギャルド的だったり、ジダーノフの批判にも応える社会主義的音楽だったりと、ころころと変わっていったようにも見える。しかし「美しい故郷」の音楽を源泉として、モーツアルトから20世紀までの受け継がれている様々な音楽の手法を適切に駆使するスタンスは揺るぎなかったと思われる。その結実の一つがこの協奏曲で極めてチャーミングな作品であり、ト短調というモーツアルトにとっても特別な調の魅力を引き出していると思っています。


ハイフィッツやオイスララフなど多くの録音が出ていますが、お奨めは


アイザック・スターン(ヴィオリン)
 ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団
1966年録音


確実なテクニックによる華麗さと丁寧で優美な音色を堪能してください。

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