マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太、フード対策終結へ? クラ与太 ドビュッシー「シリンクス」


優太の食欲減退さらにステージがあがりました。
ささみのふりかけは既に効果がなくなり、
トマトはかろうじて完食?
フードは新しい袋を開けても変わりなし。
最後のよりどころはささみの缶詰だけ!

こうなったら信頼できる専門家に?
Aクリニックに電話。
「うちの優太くんなんですが…」
「また食いムラですか?他に具合の悪いところはありませんか?」
「えぇ、いたって元気そのものです。」
「季節ですからねぇ。その時期なんですよ。」
「季節?時期?あ~、そうですか…」

かみさんにその犬いや件を伝えると。チョコちゃんママから情報入手。
チョコちゃんは食欲は減退はないものの落ち着きがないらしい。
で気になる対象は
1歳6ヶ月のレッドのトイプードル。
AKBの柏木由紀似らしい。

以前優太団地内では、
今2歳ちょっとの白のトイプードルが女子一番人気で、
大島優子似の子だったが
彼女は手術したので対象外。
その他、トイプーが多数派の優太団地、女子8対男子2の割合らしい。
優太はハーレム状態なので誘惑も多いわけだ。


そういえばかみさんがリラックマのウェアを買ってきても。
断固拒否!
ボサ男も相当に気にし始めていた。


優太もうすぐ予約だからね。
「NEWS手越みたいにして下しゃい。」
「じゃ~肉食系にならなくっちゃね。がっつりくいねぇ。」


今日のクラ与太は、
クロード・ドビュッシー 「シリンクス」

フランス印象派を代表する作曲家ドビュッシーの1913年に書かれたわずか35小節のフルート独奏のための小品。本来は劇「プシュケ」の付随音楽として、構想されたが劇そのものが未完に終わってしまった。本来は舞台袖で演奏するように指定されていた。ドビュッシーの「ビリティス」に同名のシリンクスがあるためシランクスと表記することもありますが、現在では「シリンクス」はこの曲をさすことが多いようです。ドビュッシー自身は出版することがなく、1927年に当時フランスを代表するフルーティスト、マルセル・モイーズの校訂で出版されたために、20世紀終りに発見された自筆符との違いが論議されることとなった。
「美しいニンフ(精霊)シリンクスは牧羊神パンに片思いされストーキングされる。パンから逃れようとして、水の精に頼んで葦に姿を変える。それでもシリンクスへの想いをあきらめることが出来ないパンは葦で笛を作り奏でた。」というギリシャ神話に基づいています。
楽譜上は変ロ短調と読めるものであるが、その実無調に近く、、フルートの音色の美しさを極限まで極めたもの極めて夢幻的な極致。日本の横笛の幻想的な演奏にも似た雰囲気をもつ。最後は印象派的な全音音階で、余韻をもって静かに終始する。
フルート音楽を代表する名曲で、しかも独奏曲で自由度の高い作品で、演奏による味わいの比較が楽しめますので、あえてお奨め演奏をあげません。

今回聴いたのはジャン=ピエール・ランパルの60年代の録音で、プーランクのソナタと前回紹介したプロコフィエフのソナタが再録されているオリジナルのエラート盤。癖はないので最初に聴くのには間違いないとは思います。

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