マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太、ボサ男も限界 クラ与太 ハロルド・ワルター「リートニア序曲」

私の風邪は快方に向かう気配もない。
優太といるときはマスクをず~としてます。
で、優太私を可哀想に思ってくれるのか?
まえよりず~と私によってくるようななった。
でもかみさんに言わせると
マスクに興味をもってるだけと言われてしまった。
で、側で優太見ると、
ボサ男では済まないくらい
のびきっている。

今トリミングしちゃうと。
年内もう1回お願いするようになるとかみさんは言うのだが



でも優太のお願いモードではしょうがない。
電話かけてみるか?

確かこの前はほぼ予約が埋まっていたはずだが、



取りあえず出先のかみさんに電話したら。
お店の方にいってみるとの
こと、さ~どうなるか。



かみさんからの電話。
今度の土曜日にキャンセルがでて、
トリミングできることに
よかったな優太。



今日のクラ与太は
 ハロルド・ワルター 「リートニア序曲」


このところ風邪が長引いていてゆっくり音楽を聴いていることもできず、すぐ床に入る日々が続いていてクラ与太ではないな。と思っていたら、風邪で苦い経験とともに思い出す「リートニア序曲」を取り上げてみます。
TV朝日系列の長寿番組「題名のない音楽会」のMCが佐渡さんから五嶋龍さんに代わった。佐渡さんはシエナ・ウィンド・オーケストラなどとも関わりがあって吹奏楽を番組で積極的に取り上げており、番組のウリとなっていて、吹奏楽と縁がなかった五嶋さんも吹奏楽の洗礼を受けることになった。その中で日本人の25人に1人が吹奏楽経験者だ私もその中の1人。番組で説明されていた、全日本吹奏楽コンクール。吹奏楽部の甲子園に中学時代挑戦しました。この「リートニア序曲」に自由曲として半年間練習漬けになりました。
半世紀以上経った今でもほぼ暗譜しています。
作曲者のハロルド・ローレンス・ワルターは1918年生まれ、アメリカ海軍軍楽隊のチューバ奏者、アレンジャーを経て楽譜会社の専属作編曲家として吹奏楽経験者なら複数の作品と関わりを持っているはずです。他には「ジャマイカ民謡組曲」「西部の人々」「コパカバーナ」などなど。「リートニア」とは「リトアニア」旧ソ連領から独立したバルト海岸の国だと思っていたのですが、この項を書くためググってみて、アメリカ合衆国のオハイオ州、コロンビアナ郡にある村ではないかと説がある。
壮大な序奏に続きユーフォニュームとコルネットが掛け合いによるアレグロのシリアスなテーマが盛り上がっていき前半のクライマックスを迎える。その後木管による愛らしく優美なワルツ。憂いを秘めた旋律が現れこの旋律が長調に転調しなり堂々と金管楽器で奏されるコーダとなり曲を閉じる。この最後の部分が私が担当したトロンボーン奏者の見せ場。ところがコンクールの本番風邪を惹いていてこの部分の最高音が完全に出ていない。結果として金賞ならず銀賞となってしまった。野球で言うと9回でエラーして逆転負けしたようなものだよな。で、お勧めの1枚は稲村先生指揮 梁川中学校吹奏楽部ではなく、
なんとあの朝比奈隆指揮 大阪市音楽団。超名演です。

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