マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太、気管支炎の薬。クラ与太 チャコフスキー ヴァイオリン協奏曲 ニ長調


優太咳も治まっているようで、お薬の効果もあるのかな?
でもお薬飲ませるときに、
「気管拡張剤」(左、朝晩)と「炎症止め」(右、晩のみ)
の2種類あり、食事の時にフードにまぜて飲ませているのですが。
どうしても「気管拡張剤」一緒に食べても、キレイに残す。
「炎症止め」はいとも簡単に飲み込んでしまうのですが、


不思議に思ったので、
Aクリニックへ電話。
先生とお話。
「気管拡張剤」は清涼感のある成分があり、
そのことに違和感を感じるわんちゃんは多いとのこと。
納得。
いつも電話でも丁寧に説明してもらえるので助かります。



「先生が大丈夫だって」
「じゃ~安心して飲むよ。」
缶詰の中完全に覆って分からないようにして、
手からあげたて飲んでもらった。
後は無理のない範囲でお散歩へ出かけました。



今日のクラ与太は
P.I.チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35


1878年、ロシアを代表する作曲家チャイコフスキーによって書かれた、ヴィオリンのための協奏曲。ベートーヴェン、メンデルゾーン、ブラームスと並んで4大ヴァイオリン協奏曲と評される超有名曲、同時複数の音を演奏する重音奏法など難しい奏法のオンパレードで作曲者の名を冠するチャイコフスキーコンクール他多くのコンクールでも課題曲として取り上げられるなどヴァイオリニストにとって技術と音楽性の両面での試金石的存在でもある。4大協奏曲中、3曲までがニ長調を選んでいるが、この曲もニ長調それだけにヴァイオリンの音色の魅力を存分に引き出している。2楽章の木管楽器の序奏に導かれる独奏ヴァイオリンの旋律は、ロシア的な哀愁にあふれ、メロディーメーカー、チャイコフスキーの旋律なかでも白眉。それを彩るクラリネットとフルートがまた絶妙。アタッカ(休みなし)でトレパークと呼ばれる激しく情熱的な終楽章へなだれこむ見事な展開です。この辺りは先行するメンデルゾーンの協奏曲とも瓜二つなのだが、どこかためらいがちで品のあるメンデルゾーンに比べてより直裁的なので遥かにこの曲のほうが効果的です。
名曲名盤は数多く、この曲を録音すること自体ある程度以上音楽的技量を認めてのことなので何を選んでも失敗することはないので、容姿でのジャケ買いでも後悔は絶無でしょう。私の場合刷り込みの1枚(最初に触れた演奏)。ウクライナ出身のアイザック・スターンとユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団の1958年録音を基準に聴いています。伴奏上手のオーマンディはアイザック・スターンには、ほぼ同時期のオイストラフとの録音とは違って敢えて、ニュートラルに控えめな音楽の運びとなっています。このことによってアイザック・スターンの超絶演奏から豊かな音楽性を感じられるようになっているのが至高の技のように思えています。

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