マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太、古いデジイチに吃驚する。クラ与太、「カルメン」第三幕への間奏曲

物知りをウォーキングディクショナリーと言いますが、
かみさんは私をウォーキングドジと呼びます。
スマホと、新型のミラーレス一眼を持ち出して、
優太と私で「梁川希望の森公園」にお散歩に出かけたのですが、


この四季桜を撮影した後どちらもバッテリーが死んでました。
で、自宅に戻り、遅番とはいえ仕事なので、
古いタイプのパンケーキ型固定焦点レンズ付きデジタル一眼を持って、
近場の「政宗にぎわい広場」までお散歩してきました。
優太はロングリードで楽しんでいたのですが、

新型のミラーレス一眼になれているので、ピント合わせが出来ません。
↓地面にピントぴったりですね。


部屋に戻って、ピント合わせの練習。
ISO感度の幅が狭いので、露出も合ってませんね。




暗めの場所でシャッター切ったら
普段は禁止設定にしている
フラッシュを炊いてとってしまいました。
優太はまぶしかったようですね。

発光禁止したつもりでシャッターを切ったら
今度は赤目禁止モードになっていました。
赤目禁止だとまぶしくないようで、
キャッチライトで撮れています。



今日のクラ与太は 
ジョルジュ・ビゼー 歌劇「カルメン」より 第3幕のための間奏曲


ビゼーの代表的作品 メリメの小説「カルメン」をベースに書かれた4幕からなる台詞のあるオペラ・コミックとして書かれた「カルメン」の中で、3幕の前に演奏される「間奏曲」です。第三幕は、山中でジプシーたちとカルメンとともに暮らすドン・ホセを婚約者ミカエラが迎えに行くという場面である。1875年の初演時は不評であったが、ビゼーの死後、「アルルの女」の第2組曲を編集したエネスト・ギローが台詞を編集して大ヒット作なり、現在でもオペラの中でも最最も演奏される作品の一つとなっている。また親交のあったフリッツ・ホフマンが第1組曲、第2組曲として作編曲されたが演奏・録音されていているが、この間奏曲は第1組曲の第3曲として選ばれている。
曲はハープの序奏に導かれたフルートが清純感のある旋律が奏でられる。フルートの独奏作品として取り上げられる程の魅力ある曲です。おそらく聴き手はこの旋律をミカエラと関連づけて聴くとになるのではないかと思うのですが、実はこの曲はビゼー自身の作品「アルルの女」からの流用なのです。「アルルの女」はアルフォンス・ドーテの戯曲のための音楽で、戯曲自体が不評であ音楽も演奏されずにいて、その中の4曲だけ組曲に編曲したのですが、その他には多くの魅力的な曲・旋律があり、ビゼーの死語にギローがその内の3曲と、ビゼーのオペラ「美しいペルとの娘」からの一曲、メヌエットを編曲して第2組曲として発表。第1組曲よりも多く演奏されています。アルルの女の代名詞のメヌエットが他の作品だったとのクラ与太的には美味しいのです。が、カルメンの間奏曲の方はビゼー自身の流用のために余り指摘されていないのでさらに美味しいです。個人的にはあのメヌエットの代わりにこのカルメンの間奏曲を組み入れた「アルルの女」第2組曲が面白いと思うのです。興味のある方はお試し下さい。
今回のお奨めは、
シャルル・デュトワ指揮 モントリオール交響楽団。

これならカルメン組曲と、アルルの女組曲が両方収められているので、組み替えで聴くことも出来ます。でフルートを吹いているのが主席のティモシー・ハッチンズ。洗練されて一音一音丁寧に演奏されています。

×

非ログインユーザーとして返信する