マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太、セルフ・トレーニング? クラ与太、ベートーヴェン チェロソナタ 2番 ト短調

いよいよ師走。
優太地方、お陰様で今のところ穏やかな天候が続いています。
ジジ・ババともお出かけが多くなり。
優太はお留守番が多くなります。


そんなわけで時間が取れるときは
出来るだけコミュニケーションを、
事があることに躾トレーニングをします。


お散歩帰りで、マッタリしている優太に、
犬ビスを見せます。



そうするとおもむろに私の前に来て
号令をかける前から
お座りしてまってます。




何も言わないでも、ず~と待てしてます。
暫くそのままでいると、
自分でふせをして待ってます。
早く犬ビス欲しいからなんでしょうね。
賢いといえば賢いのでしょうね
でも、躾にはならないんでしょう。




今日のクラ与太は、
L.V.ベートーヴェン チェロソナタ2番 ト短調 作品5-2


1796年の半ば、プロセイン旅行中に2曲のチェロソナタを作曲し、フリードリヒ・ヴィルヘルム2世に献呈された。初演は謁見の機会を得たフリードリヒ・ヴィルヘルム2世の御前でベルリンで滞在していたフランス人チェリスト、ジャン=ルイ・デュポールと作曲者自身で初演された。曲は2楽章で構成されている。1楽章ト短調は、アダージョ・ソステヌート・エド・エスプレッシーヴォの劇的で長い序奏と、アレグロ・モルト・ピウ・トスト・プレストの明晰で生気溢れる主部からなっている。2楽章はト長調のロンド形式。めまぐるしく曲想が変わり魅力ある展開が堪能できる。若きベートーヴェンの意欲作品。就活のための作品とも言えるかも知れない。もしこの作品がきっかけでベートーヴェンがウィーンに戻らずに、ベルリンで活躍することになっていたら音楽史はどのような展開になっていたか非常に興味深い。


今回お勧めなの演奏は、
ピエール・フルニエのチェロ、フリードリヒ・グルダの1959年ウィーン、ブラームス・ザールでのセッション録音。


フルニエはケンプとの名盤があります。が、グルダの生き生きとしたタッチと見事にマッチして若き日のベートーヴェンにはより相応しい演奏となっています。録音会場の良さも古い録音でも美しい響きが堪能できます。

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