マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太、トリミング終了。クラ与太、クリスマスに聴きたいクラシック第3弾 ベルリオーズ オラトリオ「キリストの幼時」

21日、カミさんと私二人揃っての今年最後の休みの予定。
で、さっそく優太をトリミングに預ける。
いつものトリマーさんなので喜び勇んでトリミングルームへ。
すると仕事の電話が、さすが師走。
カミさんを助手席に載せたまま、1時間ほど仕事。
通り道のパスタ屋は休みだったので、
通りすがりの地元スーパーにYBの中に「サブウェイ」があったので、
ファストフード昼食。
私はビーフでカミさんはチキン。
好き嫌いが多いカミさんでもチョイスフリーの「サブウェイ」は助かる。
そうこうしているうちに、予定の3時間が終了したので、
迎えに行くと、ガラス越しに優太と目が合う。
目線だけよこして気持ちよさそうに仕上げてもらっていた。



程なく、ドアが開きかみさんとご対面。
抱っこされて、ご満悦の優太。



お店の外はもう暗かった。
でも、優太のお散歩用のジャンパーを探しに
途中の「アミーゴ」を覗いたら
お気に入りのジャンパーの色違いが、バーゲン中だったのでゲット。
後は一路帰宅。
優太も私らも腹ぺこ状態。
取り急ぎ、頂き物白菜と買い置きの「豚バラ肉」を
鍋でぐつぐつするだけの簡単鍋。



できあがった、白菜と豚肉をドライフードに載せて出したら、
優太爆食。
私らも二人と一匹でお鍋完食。
忙しいながら満足の優太一家でした。


今日のクラ与太は、クリスマスに聴きたいクラシック第3弾
エクトール・ベルリオーズ オラトリオ『キリストの幼時』 作品25


フランスの作曲家 ベルリオーズが作曲した3部、計10曲からなるオラトリオです。またい伝第2章のヘロデ王による幼児虐殺からキリスト一家がエジプトへの逃避をするまでを題材としています。登場人物は語り手(テノール)、マリア(メゾソプラノ)、ヨゼフ(バリトン)、警備隊長ポリドーニス(バリトン)、へロデ王(バス)、工匠の父(バス) フランス語によって唄われる。 この曲、当時、発表した作品が必ずしも好評でなかったため、 この曲の第2部の第2曲「羊たちとの別れ」の部分だけを書き、パリの宮廷礼拝堂の楽長を務めた17世紀の作曲家、ピエール・デュクレの作品を発見したしてして1850年にパリで演奏し、作品も好評を得た。その後自作であると公表したが大好評をもって演奏されるようになった。そこでまず2部の残りの2曲を完成し1853年に初演、その後、1部と3部を書き加え1854年の12月に全曲の初演をおこなって、大好評を博した。最初に17世紀のバロック期の作品として発表したために、書き足した部分も含めて全編を通して古雅な美しさに満ちている。第3部の第2曲、断られ続いたマリアとヨゼフがやっと迎えられ歓迎される場面で演奏されるフルート2本とハープによる3重奏曲は単独で取り上げら得る事もあり。美しさの極致です。クラ与太的にはエリア・カザン監督、かの夭折の二枚目、ジェームス・ディーンの主演による1955年のアメリカ映画「エデンの東」との関係です。原作はスタインベック、やはり題材は旧約聖書から取られています。音楽はレナード・ローゼンマン。ある世代にとっては青春映画の金字塔です。有名なこの映画のテーマ音楽はこの「キリストの幼時」の中の第2部でベツレヘムを聖家族が懐かしむ場面、「聖家族の休息」の2重奏曲と酷似しています。ローゼンマンはそのこともあってからか、この魅力的なテーマ音楽のサントラ盤の発売を認めなかったのですが、ヴィクター・ヤングが彼の楽団でカバー録音し大ヒットしていて、この曲はヴィクター・ヤングの作曲であるとさえ思われています。
CDでは2枚組、1時間30分を超える作品ですが、喧噪を離れてしみじみしたクリスマスをおくりたい方には是非お勧めの作品です。今回はクリュイタンスやデュトワなどフランスものを得意とする指揮者のによる録音も多いのですが、
ベルギー生まれの指揮者フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮、コレギウム・ヴォカーレ、シャンゼリゼ管弦楽団他をお勧めします。いわゆる古い時代の楽器など使用するアプローチの演奏ですが、そのせいもあってこの曲の魅力を引き出しています。ヴェロニック・シャンスのマリア、ポール・アグニューの語り手の透明感ある歌唱は聞き物です。1997年の録音です。現在ネット等では品切れ状態ですが、意外と店頭在庫ある店もあるので探してみるのも一興です。

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