マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太、お疲れ気味。クラ与太 クリスマスに聴きたいクラシック第4弾 バルトーク ピアノ協奏曲3番

このところジージもバーバも不規則な生活。
おかげで優太もそのトバッチリを受けて、
ストレスが溜まっているようで、
食欲もなくなり、少しだけだが嘔吐もした。
元気そうにはしているし、ウンチも良好。
様子を見てみることとした。



珍しく、自分からゲージ入ったので。
即刻、ベッドをセットしてやったら
即、お休みのポーズ。



心配だったので、朝早めに言ってみると。
元気にお目覚めの様子。
控えめにフードをあげると
即完食。
いざお散歩に出発。
この前バーゲンでゲットした
ベストで出発。
にあっているねぇ~。


今日のクラ与太は、
クリスマスに聴きたいクラシック第4弾
バルトーク・ベーラ ピアノ協奏曲第3番  Sz119


クリスマスに聴きたいクラシック今年の締めくくりは、ハンガリー生まれの作曲家バルトーク・ベーラの最晩年の作品。亡命先のアメリカで1945年に作曲されたピアノ協奏曲第3番です。厳密には当時既に末期段階に進行した白血病で苦しんでおり、弟子のティボール・シェルイの助けをかりてオーケストレーションを進めていたが、わずか17小節を残す段階で病院に担ぎ込まれ、わずか4日でなくなったため未完に終わったが、シェルイが補筆した。発想記号やテンポの指示などもシェルイの筆になっている。その後、初演者のシャンドール・ジェルジらがスケッチ等にさかのぼって再検証をしてさらに補筆訂正が施されている。なお、この曲は夫人でピアニストでもあったディッタ・パーストリ=バルトークに誕生日プレゼントとして書いたという趣旨の手紙を息子に送っている。余談だがハンガリー語(マジャール語)と日本語は共通点があり、ハンガリー語でも、氏名の順となる。CD等でベーラ・バルトークと名・氏と表示されることもあるが、これは英語表示となっているためである。個人的には氏・名の順で表記したいと思う。バルトークの作品というハンガリー音楽をベースにした野趣に溢れ且つ前衛的なものが多いが、この作品は伝統回帰的で、伝統的な調性で書かれていると言って差し支えない穏当さがある。この曲の白眉は第2楽章 アダージョ・リリジオーソ(宗教的に)。教会旋法(リディア旋法)で書かれた独奏ピアノと弦楽合奏の間で交わされる静謐なコラールの旋律には、万人の心が洗われるものだろう。この楽章によく似た曲としてはベートーヴェンの弦楽四重奏曲15番の3楽章がある。この2曲どちらを選ぼうか迷ったのですが、今年はこちらを選ばせていただきました。聖夜に家族が寝静まった後に静寂の中でお聴きいただきたい音楽です。
名演は多いのですが、私がお奨めするのは、アニー・フィッシャーのピアノ、フィレンツェ・フリッチャイ指揮 バイエルン放送交響楽団 1960年録音のオルフェオ盤。
ハンガリー出身のフリッチャイにはゲザン・アンダとのDGはの全曲録音盤が有名ですが、透明感と暖かさが共存するタッチ・音色でこの3番に関しては別格の演奏です。

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