マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太、ストレス性胃腸炎。クラ与太、年末年始に聴きたいラヴソング 「別れの曲」

優太です。今年はジージのブログに
お付き合い頂き、貴重なアドバイス、励まし
ありがとうございます。


歳末で、ジージ、バーバは忙しい。
優太の食事も不規則になり気味。
そんな時に不幸なことに
エアコンが壊れてしまいました。
室温管理もママならず、
新品に好感することになったのですが、
部屋の環境の問題で3日掛かりの工事になりました。


で、臆病な優太、ストレスが溜まってしまいました。
吐いてしまいました。3度も


ちょうどバーバが居たので、
出先のジージが年末年始休業に入った
アリスペットクリニックに電話して、
バーバの車で、特別に診てもらいました。


ストレス性胃腸炎。
注射と皮下点滴痛かったけど、我慢できました。
優太晩ご飯も我慢でした。


先生からジージでバーバにアドバイスしていただきました。
「犬は痛くてもずっとがまんします。
病気になってもがまんします。
愛犬ががまんしなくてすむように
すぐ飼い主さんが気がついてあげて。」

愛犬と幸せに暮らすために守りたい10の約束

のひとつだそうです。


朝多少良くなったので、
ちょっとだけ缶詰食べてお薬飲みました。
でも明日の誕生日のご馳走はお預けになりそうです。


ちょっとだけ、散歩もしました。
明日誕生日なので、明日で1歳
一日早いのですが、公園にある
「大人用健康椅子」にすわり?ました。



チョコちゃんにも会うことができました。
はでな衣装、来年は優太も着てみたいな。
ジージもバーバも歳だけはいっぱいとっているのに、
ワンコ生活はまだまだ若葉マーク。
ぜひアドバイスお願いしますね。
優太より。



今日のクラ与太は年末年始に聴きたいラヴソング第3弾
「別れの曲」です。


今回も逆にカヴァーから紹介します。富田靖子歌、売野雅勇の作詞、編曲は宮崎尚志。1985年公開の大林宣彦監督の映画「さびしんぼう」の主題歌、エンディングテーマです。映画の原作は山中恒。偕成社から出版された児童小説です。原作では主人公の設定が小学生になっていますが、映画では高校生に変更されています。ロケにちなんで尾道三部作と呼ばれていて「転校生」「時をかける少女」に続く第3作ですが、一般には前2作に比べるとややマイナーですが、マニアにとっては思い入れの強い作品です。また黒澤明監督も絶賛したとも言われています。この曲の原曲はフリデリック・ショパンの練習曲集 作品10の第3曲 ホ長調というより「別れの曲」。大林監督自身が少年時代から練習するほど愛好していたために監督の意向で使われたようです。主演に富田靖子を選んだのも大林監督の意向によるものです。ボーイミーツガールの典型的な初恋物語ですが、二人の「さびしんぼう」が織りなすアナザーワールド的展開が心に残る作品です。「さよなら、あなたに出会えて嬉しかった。何処かで会えるって約束して」と言う歌だしがエンディングクレジットに重なるとき、いい年をしてし涙うるうるとしてしまいました。
原曲ですが、練習曲つまりピアノ学習者がスキルアップが目的とされています。ショパン自身が「一生の内に二度とこんな美しい旋律を見いだすことは出来ないだろう」と語った美しい主部では内声部きちんと響かせつつ、カンタービレの旋律をいかにフレージングでレガートの表現が出来るかが課題になります。中間部では速いパッセージもあり綺麗なタッチで弾き切るには難しいものがあります。ただ「別れの曲」と言うのは1935年のドイツ映画で歌手志望であったコンスタツィアの恋と別れを題材としてショパンを自伝的に描いた作品で、そのフランス語版の日本公開の際にタイトルに邦題として「別れの曲」とされました。、映画の中でこの練習曲が主題として物語り展開したために、この曲も「別れの曲」と呼ばれるようになったようです。ただ英語で「Farewell」とか、フランス語で「L’Adieu」とか表記される事も多くなっているようです。年の節目の今日、2つの別れを主題としたこの作品に耳を傾けてはいかがでしょうか?


原曲のお奨めは
サンソン・フランソワの練習曲全集盤。EMI録音です。真の天才的のみに許されるポエジーな表現は他に追随出来るものではありません。

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