マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太も応援しますアントラーズ目指せ世界一 クラ与太 ショパン ワルツ嬰ハ短調

本日は日曜。
ジージはお休みですが野暮用らしく。
バーバはなんとお仕事です。


ジージが少しマッタリしてるので
遊んで欲しそうにしています!


でもジージは早く帰ってきますよ
でもそれはテレビこれを見るためですね。

 
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ジージはず~っとJリーグ発足以来
浮気もせずにアントラーズ一筋
応援しています。
このところの無敗の世界王者
リアル・マドリードとの対戦。

見逃す事は出来ません。
ボール大好きな優太も
ボール遊びで応援します。

優太も負けずにボールに執着します。
根性入ってます。
頑張れアントラーズ
伝統の完璧な守備を
みせて欲しいものです
 


友人が女性を口説くのに最高の曲だとほざいていたピカイチの作品をクラ与太で取り上げます。
F.ショパン ワルツ嬰ハ短調 作品64-2

ショパンは生涯で19曲のワルツと名が付いている作品を書いた考えられています。その内1番からの8番の8曲が生前出版されています。また死後に発見され出版されたの9ピアノに腕の覚えのある番~14番までの5曲が一般に知られています。その他の5曲は若書きですが研究により発見された曲です。ワルツというと思い浮かべるのはヨハン・シュトラウスなどウィンナーワルツでしょうが、ショパンのワルツは必ずしも踊るための曲ではなく、ワルツのリズムによる音楽作品で叙情的でロマンティック小品です。その中でも晩年の1846年から翌年にかけて作曲された作品64の3曲のワルツそれぞれ個性的で素晴らしい曲です。64-1の変ニ長調「子犬のワルツ」は以前このクラ与太でも紹介した快活で魅力的な1分ほどの作品。愛称もあり最も知られています。また64-3の変イ長調も優美で快活で爽やかな作品3部形式の中間部はマズルカとも思えるようなショッパンらしい魅力的な曲です。明るめの2曲に挟まるようにこの嬰ハ短調は極めて晩年らしいメランコリックな曲調で異彩を放ちます。恋人ジョルジュ・サンドとの別れが予感とか病気の進行による「死」への予感などを感じされる影が深い作品です。短調だけでなく、同主調の変ニ長調で歌われる中間部の美しい旋律も深い情感情感に溢れています。この曲は演奏によってはムード音楽的な叙情曲にもなります。サロンでピアニストが女性を虜にする際物的な側面を引きだすことがあります。このロマンティック・ショパンの代表的演奏を今回はチョイスしてみました。ロシア生まれで世界的におっかけファンも多い超人気ピアニスト、エフゲニー・キーシンのニューヨークカーネギーホールのデビュー演奏会の1990年ライヴ録音。アンコール演奏でしょうか。情感深い自由な演奏ですね。口説き感満載です。YouTubeもキーシンです。コンチェルトを定期演奏会でオーケストラと競演した際のアンコールですね。もっとシリアスな演奏を望むならピリスあたりがピッタリでしょう。



EVGENY KISSIN plays CHOPIN Waltz Op.64 n.2

優太バーバの隣一番!?クラ与太 モーツァルト ピアノソナタK.545

優太です。
やっとジージとバーバの
お休みがやってきました。


何があるかな?
と期待しています。

ジージとバーバは
お買い物に出かけて暗くなるまで
お土産期待したのですが
抱っこされて誤魔化されてしまいました。

バーバからウマウマ貰ったので
気を取り直して
ポーズでしゅ。

バーバにばかりいい顔すると
ジージがすねるので
ジージに甘えます。
気配りの出来る優太だしゅよ

クラ与太
W.A.モーツァルト ピアノソナタハ長調 K.545


モーツァルトが1788年6月に作曲したとされるピアノのためのソナタ。作品目録にも作曲者が「初心者のための小さなソナタ」記述された通りピアノ学習者にとって最も親しまれているピアノソナタです。ソナチネアルバム教本に収録されています。演奏技巧的にも難しいところは少ないのですが、モーツァルトらしい音楽です。第1楽章 Allegro ハ長調 4/4拍子 親しみ易いこの曲でも最も親しまれいるシンプルな第1主題で始まります。展開部はト短調でチャーミング、グッと惹かれます。再現部はハ長調の下属調ヘ長調で始まります。この辺の落としどころが天才のなせる技です。もしこれが展開部が同主調のハ短調で再現部はハ長調にしたら突然ベートーヴェン的になりそうですね。第2楽章 Andante ト長調 3/4拍子 表情に富んでいて懐かしさもほっこりと癒される美しい旋律による複合三部形式の楽章です。第3楽章 Allegretto ハ長調 2/4拍子 軽快で楽しさ一杯の元気が出るロンド楽章です。
今回のチョイスはマリア・ジョアン・ピリス 1990年録音です。リリー・クラウスとかイングリット・ヘブラーとか基準となる名盤なのでしょうが、このソナタから大人なビターな側面をこの曲から引きだしたいる演奏です。強弱や緩急の付け方など含蓄が深いので他の演奏と比較して味わってみても良いのではないでしょうか
YouTubeではクリスト・エッシェンバッハの演奏を貼り付けておきます。明るく明快でお手本にピッタリな演奏です。学習者はこの演奏を目標にしてみて下さい(笑)


Mozart Piano Sonata in C, K. 545 (1/2); 1st movement; Eschenbach

優太、スキンシップが一番! クラ与太 シューベルト 即興曲D.935-1

師走ですね。
ジージもバーバも
お忙しいようで朝の散歩前の公園まで
夜も帰りが遅いので懐中電気とともにちょっとだけ
優太も運動不足のようです。

食慾の衰えることを知らない優太
なんとなく服もきつくなったようで、
ぱっつんぱっつんに見えますね。

ジージが休みだったので
ダイエット対策で秘密基地までお散歩です。
秘密基地でやんちゃしたので
あんよが汚れていました。

お散歩ややんちゃで
運動してもウマウマがもれえないので
ご機嫌斜めななりました。

でもバーバに
服をぬがしてもらって
なでなでしてもらって
気持ちよさそうな優太です。
スキンシップが一番ですね。

師走の忙しさだからころ、清らかな安らぎを感じる詩情ある曲を聴きたくなるものです。今日のクラ与太はそんな曲をご紹介します。
 F.シューベルト
   即興曲ヘ短調 D.935ー1


シューベルト死の前年1827年12月に作曲された4曲からな即興曲集の第1曲。シューベルトは21曲にも及ぶピアノソナタを初め多くのピアノ作品を残していますが、このD.935とD.899のそれぞれ4曲からなる即興曲はどれもシューベルトらしく美しい旋律作品で馴染みやすく、しかも演奏技巧上も超難曲とは言えないのでピアノを学ぶ者にとっても課題となることも多く広く耳にしている作品です。しかしD.899の4曲はシューベルト自身が即興曲呼んだわけでは無く、出版される際に出版社が名付けたようです。一方このD.935の4曲は調性だけを見ても、ヘ短調、変イ長調、変ロ長調、ヘ短調と統一されていて1838年の出版された時には、「シューベルトのソナタにもう一曲加わったと思いたい」と語ったように4楽章からなる1曲のピアノソナタとして捉えることも出来る作品です。しかし個々の曲が独創的でそれだけで充分な内容を兼ね備えているためそれぞれ独立した作品としての存在価値があるため、わたしは敢えてそれぞれを独立した曲としてご紹介したいと思います。
曲はAllegro moderato展開部のないソナタ形式、幻想曲風な悲劇的な助奏で始まります。下降音程が耳に残るリズミカル第1主題は推進力の力強いフレーズ。それに対して第2主題は流麗な伴奏に載って歌われる哀感漂う魅力ある旋律。左右の手を交差して演奏されることによって清冽な詩情がもたらされます。
私のチョイスはマリア・ジョアン・ピリス 1997年録音。ピュアなタッチで瑞々しい音楽を奏でています。シューベルトの情感深い音楽に身を任せることが出来ます。YouTubeでまずお聴き下さい。


Schubert - 4 Impromptus, D. 935 / Op. 142 (Maria João Pires)