マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太地方、?の秋 クラ与太舞踏への勧誘



優太地方、昨晩は満天の星、ちょっと手を伸ばせば手が届きそう。
今朝は爽やかな秋晴れ。芸術の秋、スポーツの秋。でも優太はもっぱら食欲の秋。
朝起き抜けで、フードを完食。するとビスケットちょうだい。枝豆ちょうだい、チーズちょうだい。
ちょだいのエンドレス。まるで、ヨハンシュトラウスの常動曲。そのうちクラ与太で取り上げますね。
で、どうみても膨張が停まらない優太。なんとかせねば(爆)
で、優太の意向を無視していざ散歩に出発~ッ。
風が心地よく、優太もそれなりに散歩を楽しんでいる様子。ヨシヨシ。
ふと公園の反対側をチョコのトイ・プードルが散歩中なのを発見。
先回りして、ご対面。
優太より一回り小さいが、すでに5歳。さすがに落ち着いて優太を受け入れてくれる。
その名もチョコちゃん。男の子です。飼い主のチョコちゃんママ。夏祭りにご一緒したので顔見知り。
ちょっこら立ち話。町内会の犬事情。このところやたらトイ・プードルが増えているらしく、
チョコ君が一番年長で、ボスらしいです。と言うわけでも優太も仲間入りさせて貰えることとなり、よろしくと仁義切ってきました。
今度は散歩にもカメラ持参にしようかな?現場監督というワイルドなカメラの中古いや太古品が手に入ったのでリペアして持ち出すことにします。


今日のクラ与太は、舞踏への勧誘です。
独逸の作曲家ウェーバーの代表曲のひとつでしょうね。1819年、幼い娘さんをなくし、悲しんでいた奥さんを元気づけようとして書いたきわめて個人的な作品です。原曲は変ニ長調のピアノ曲。
出版され、親しまれていてピアノ学習者は今も弾くことがありますが技術的には中級の上くらい。
曲名は「華麗なロンド」と言うタイトルでした。
で、オーケストラ版ですが、これは幻想交響曲で有名なフランスの作曲家ベルリオーズによるものです。ベルリオーズがウェーバーの代表曲、オペラ魔弾の射手のフランス上演時にバレエが必要となり許可をとってこの編曲版を挿入しました。オペラをフランスで上演するにはバレエがマストだったのです。「オルフェオとエウリデーチェ」や「タンホイザー」などもそうでバレエだけが演奏されることもありますね。ベルリオーズは編曲が得意で華麗な楽器使いはみごとですが、原曲の変ニ長調から半音上げてニ長調にしているので弦楽器が美しく響くようになっているのが肝です。
舞曲のワルツの部分も華やかで素敵ですが、イントロとコーダが聴きものです。
今回お薦めするのは、アンドレ・クリュイタンス指揮パリ音楽院管弦楽団。1962年録音。
チャーミング音色のな演奏の管弦楽曲を聴きたかったら、この組み合わせがベスト。
イントロとコーダでのチェロと木管楽器の掛け合いは見事です。男女のやりとり、特にコーダは最高です。もて男はしつこくなく、女も最初はツンデレのツン。これが鉄則。ちょっと物足りないくらいが、


優太地方の美術館でのこの秋最初のイベントが開催中です。
興味のある方は伊達市梁川美術館で検索してください。無料です。


優太、躾けトレーニング クラ与太 バッハ フルート・ソナタホ短調


すっかり秋めいた優太地方、朝ちょっぴり雨模様。でも時機に晴れてきた。
すぐ散歩とも思ったが、その前に躾けトレーニング。
座れ、待て、ふせをまず復習。確実にできた。
次に座れ、待て、ず~っと待て、で離れて部屋の隅から来い。これもトライ2回目で成功。
では、座れ、待て、ふせ、ふせして待て、これが意外と難しい。
あれこれきょろきょろしたと思ったら、次回は舌をぺろり。
でも体は伏せ状態を維持しているから良しとしようか?
お散歩、躾けトレーニングしてからは出かけると意外と思うように着ついてくる。
最後の30m程は全力ダッシュ。優太速いよ~。
日々成長してますね。でも油断はできないぞ~。


今日のクラ与太はJ.S.バッハのフルート・ソナタ ホ短調 BWV1034
今朝のような、初秋の爽やかな時に私は聴きたくなります。
フルート・ソナタではわりと知られているシシリアーノが入っている 変ホ長調 BWV1031は偽作なのではと言う与太向けの曲ですが、このホ短調は真作。緩急緩急と四楽章からなっています。
曲調は同じ短調と言うこともあり管弦楽組曲2番とよく似た印象があります。
特にお気に入りは3楽章、チェンバロで示され清明で瑞々しいたテーマがフルート受け継がれて綺麗に掛け合いながら展開している。至極の瞬間。
お薦めはランパルのフルートにロベール・ヴェイロン=ラクロワのチェンバロの1962年録音。
この組み合わせではその後も録音しており、他はオーレル・ニコレなども何度も録音しています。
で、この録音ではわりと二人とも自在にに演奏した、ある程度アバウトな仕上がりです。
その点が真摯なバッハ愛好家にはどうしても評判わるいのですが、私は却ってそこが楽しんで聴いています。興味のある方は実際に聴いてお試し下さい。





優太家族になってはや半年。クラ与太、ブラームス「愛のワルツ」

昨日で優太はまる8ヶ月、家族になって半年。
お祝いに何か欲しいか?って起こしに行ったら、ベットに少し吐いた後が!
元気そうにはしていたが少し心配。食欲はあるようなのでやや控えめにあげてみたら爆食!
とりあえずいつものペットクリニックに電話、食後に吐くようでなければ大丈夫だと思いますが…。
心配なら連れてきてください。とのことでお出かけ、
お出かけの準備中、足下で不安そうにジッとしていた。
で診断の結果は、心配なし。念のため整腸剤をでた。
うちに優太が来て以来しばらくは我ら夫婦は喧嘩してても、優太のおかげで仲良くなった。
でも、最近は優太の躾けで言い合うことも度々。今日もそうだった。
これも家族として優太が馴染んできた証拠と思っておこう。


今日のクラ与太はブラームスの「愛のワルツ」こと作品39の15。
1865年出版されたピアノ連弾曲集の16曲中15番目の作品。
かの辛口で有名な評論家ハンスリックに献呈されたこともあり、弾きやすさもあり期待以上のヒット作になったらしい。ピアノ独奏版や2台のピアノ版なども出版された。
ただ微妙な違いがあり、連弾版イ長調。ところが独奏版は変イ長調と半音低くなっている。これが良いんだなぁ。
この曲ワルツというよりは子守歌。で連弾版は赤ちゃんの枕元で鳴るベットメリーのような印象。
半音下がったピアノソロは優しさ一杯のお母さんの子守歌。ほろっとします。
この曲のお薦めは杉谷昭子さんによるフォンテックレーベルから出ているライヴ盤。
アンコール演奏だったようで力みのない素直な演奏。聴き手のなか想像がふくらみます。