マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太との絆!クラ与太 ボッケリーニ 弦楽五重奏曲 G.377

ジージ夕べは

1年で一番の大事

地元の協同組合の総会で

梁川町商業事業協同組合

 

帰りが遅かった。

でも優太は眠らずに

待っていた。

 

やっぱり寂しかったらしい

帰ってきて

ホットしているらしい

 そんな優太を見ていると

ジージもウルウルしてします。

優太ず~っと一緒だよ。

太と絆が深まったかな。

このブログはじめてもうすぐ1年です。

多くの励まし、コメント、ナイス

ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。

半年ほど前の写真ですね。

でもだいぶ前のような気がします。

只今ポケモンGOのフィーバーが荒れ狂っていて、レアもののポケモンに人気集中です。そこで、室内楽曲のレアものをご紹介します。
ルイジ・ボッケリーニ 弦楽五重奏曲 変ロ長調 G.337

クラシックの室内楽曲では弦楽四重奏曲がベーシックで作品も最も多いのですが、そこに弦楽器1本足して五重奏曲にすると非常に表現力を豊にすることが出来ます。ヴィオラ1本を足したモーツァルトの弦楽五重奏曲はその典型で内声が充実し、数ある四重奏曲より弦楽五重奏曲のほうがより魅力ある作品と評価されることも多いものです。他にはチェロを追加するものでボッケリーニの五重奏曲の多くは彼がチェリストで会ったことにも起因していて第1チェロが活躍しチェロ協奏曲のような作品となっています。今回の作品は何と弦楽四重奏にコントラバスというレアな組み合わせな作品です。楽器の組み合わせがが魅力になっています。
ボッケリーニはスペインに活動の拠点を移していたらずっと仕えていたドン・ルイス王子と妻が共に1785年没している。失職したが国王カルロス13世に申請して半額の年金を受け取ることとなり、スペイン駐在大使通じて知り合いとなったプロイセンのフリードリヒ・ヴィルヘルム王子(後のフリードリヒ・ヴィルヘルムⅡ世)と接触し、自分のためにボッケリーニに作品を書くように依頼、ベルリンに作品を送付、翌年に宮廷作曲家に任命される事となった。依頼された作品を書くことで1000クローネの年金を獲得し、またマドリッドのベナベンテ・オステーナ家から援助を受けるなど安定した収入と比較的自由な作曲活動と両立した安定した状況で、また1787年にスペイン王立楽団のチェロ奏者の娘マリーア・デル・ピラール・ホアンキーナ・ポルレーティと再婚している私生活で充実した作品である。作品39は他に4楽章からなる作品37の2ヘ長調G.388と作品37の3ニ長調G.339と共に3曲で1787年に出版されている。曲は6曲で構成されている。がCDでは3楽章うち最後の2楽章は続けて演奏される2つの部分から成り立っている。第1楽章 Andante lento アンダンテ(歩くような速度)の穏やかで幸福感溢れるテーマで始まり、広がり見せながら楽器の組み合わせを代えながら高まりを迎える。コントラバスが音楽にノリを与えている。第2楽章は快活な Allegro vivo と流麗なTenpo di minuetto と劇的な Grave 、そして冒頭の Allegro vivoが戻ってくる。4つの部分に分けることができこれを4つの楽章と数えることも出来る。そしてアタッカ(切れ目なしで)3楽章に続けられる。第3楽章は明るいロンド。Rondeau Allegroと中間部流麗なMinuettoとからなる。コントラバスはこの楽章で更に活躍。独奏楽器のような振る舞いを見せ格好良いフレーズを連発している。
今回私のチョイスはギラン・バンキーニ率いるアンサンブル415による1990年の録音です。ヴァイオリンが、ギラン・バンキーニとあのエンリコ・ガッティ、ヴィオラがエミリオ・モレノ、チェロがカティ・ゴール、コントラバスがクレナ・ステイ。アンサブル415はピリオド楽器いわゆる古楽器の基準音が現代の440Hzにたいして415Hzと低いことから来る命名です。1981年にスイスのバーゼルで創立された古楽器のアンサンブル古楽器の奏者として幅広く活躍してるスタープレーヤーが多くそれぞれの活動が多くなったこともあり2012年活動を停止している。ボッケリーニ作品も得してしていて完成度の高い演奏を聴かせている.

YouTubeでも全3曲まとめて聴けます。



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