マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太、ちょっぴり大人になりました。 「子供の情景」



昨日は、夫婦揃ってのお休みの日、
まずは、かみさんを近くの病院に送り届けて、
ちょっと珈琲タイム。
その後優太とドライブしてトリミングへ。途中今月末のマラソン大会のコースを通過。
今年は予定で出られなかったけど、また出てみようかな。
ペットショップ内の施設なので多くのわんちゃんに囲まれたのですが、優太は物怖じもせず。
吠えもせずお利口にしています。ヨシヨシ
トリマーさんとカウンセリング、「優太君人間ならもうそろそろ高校受験かな?」
だそうです。今日の出来だと、面接だけなら合格かな。優太君を預けたら
かみさん迎えいって三週間ぶりの外食。いつもの福島市北中央の「オリーブ」です。
店名にあるように上質のオリーブ油使用など食材を吟味してのに、
リーズナブルな価格で提供してくれます。
特にお薦めメニューを選ぶのが正解です。本日もお薦めの生ハムとバジルのオイル仕上げのパスタ。
まったりと時間を過ごし、ちょっとしたショッピングをして優太をお迎え。
ご対面(爆)




優太ちょっぴり大人っぽく見えませんか?
頼もしさも感じられるのは親ばかなぬジジばかかな。
そう言えば伏せも出来るし、ハウスと言えば即座に行動、散歩も抵抗せずに指示にしたがう。
わずか半年すごしている間に成長したものですね。
もっともお遊びのあいだのやんちゃぶりは相変わらずですが‥
嬉しくもありますが、ちょっぴり寂しさも感じています。


取り出したCDは、シューマンの「子供情景」作品13。
演奏はハンガリー生まれのアニー・フィッシャー。1964年のウィーンでの録音。
子供の情景に託した大人のための作品だと言われています。
実の処は、「クライスレリアーナ」と共に、後の奥さんになるクララのへの恋文代わりの作品。
君とこんな家庭を築きたいみたいな音楽です。クララ気持ちが届いたようで記録に残った居ます。


アニー・フィッシャーは柔らかで澄み切ったタッチ、やや退いた視点で弾いています。
幸せな家庭の窓からは透明で青い月がさし込んでいる。そんな情景が浮かびます。
シューマン一家の将来をも予見させるような演奏です。
50歳での録音だけに人生の粋も甘い経験したものが出来る音楽でしょう。
マルタ・アルゲリッチの録音も取りだして聴いてみましたが。
アルゲリッチはもっとホットな人間的な機微をウェットに表現しています。
でも今の私は、アニー・フィッシャー盤一押しです。


余談ですが、仙台フィルがシューマン、クララ、ブラームスの作品を取り上げた際、
指揮者の広上淳一氏が曲目解説。病床にあったシューマンがブラームスに向かって
「俺は全てを知っている」言ったと事を語った顔を思い出すたびに笑ってしまいます。
下世話ですね。興味のある方はググってみてください。

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