優太、発見!? クラ与太 ショパン ピアノ協奏曲1番
前日はぽかぽか陽気の優太地方。
今朝は他の地方と同様雪模様です。
でも、比較的雪には慣れているので
ジージもバーバも早め早めの行動で
何事もないように行動してますが、
優太は物珍しそうにしているので、
庭に連れ出してみました。
いちもくさんに雪の中に飛び込んでいきました。
雪だらけになったら寒くなったようで
家に入ろうモード全開!
体を乾かす
ドライヤーが大変でした。
話は変わってぽかぽか陽気の昨日。
ミランの「散歩の道順を変える。」に従って、
広瀬川の遊歩道をお散歩
(広瀬川と言っても「青葉城恋歌」に出てくる仙台市内を流れる川ではありません。
この伊達市内を流れる阿武隈川支流のこの川の名前を仙台に移封になった伊達氏が
移したものです。こちらが元祖広瀬川です。)
逆光の中、
「何だあれは!?」
川を泳ぐ巨大な犬のシルエットを確認
「やばい優太逃げろ!」よく見ると、
まったく動く気配はありません。
川の中のブロックでした。
な~んだ。
今日のクラ与太は、
フレデリック・ショパン ピアノ協奏曲1番 ホ短調 作品11です。
ショパンが20歳の1830年に作曲した彼の2作目のピアノ協奏曲です。同年ワルシャワからウィーンに出発する告別の演奏会で初演され、1832年のパリデビューでパリデビューのコンサートで演奏大好況となり翌年先に出版されたため1番となっている。1楽章はポーランドの舞曲マズルカ風の第1主題と、同じくポロネーズ風の第2主題によって華やかに展開されています。2楽章、弱音器つきの弦楽器による序奏からはじまる極めて叙情的音楽、ロマンツェ・ラルゲットと表示されているが、当初はより遅いアダージョであった。この旋律はコンスタンツィア・グワドコフスカとの恋愛と別れとの関係がアルトされている。続いて演奏される3楽章ロンド、ヴィヴァーチェもやはりポーランド舞曲の「クラヴィアク」と「マズルカ」の主題で繰り広げられる華やかな音楽。終結部のアルペジオは超高度テクニックが要求され、それだけに弾き手の腕の見せ所です。ピアニストとして自身の魅力を示すための意欲作と言えます。五年に一度のショパンコンクールで2番でなくこの1番を選ぶ参加者が圧倒的に多く、結果にも結びついていると思われます。今回この曲に触れたのは、昨年10月のショパンコンクールの優勝者チョ・ソンジンと日本人唯一のファイナリスト小林愛実さんの演奏がそれぞれNHK交響楽団定期演奏会と「題名のない音楽会」と内容的には差がありますが、昨日(1月17日)地上派テレビで期せずして放映されたことによります。結論から先に言えば両人とも間違いなく今後の活躍が楽しみなピアニストです。今後の伸びしろを含めて現状を比較するとウィナー、チョ・ソンジンに期待するものが大きいと思われました。演奏に対する柔軟性、対応力、瞬発力が特に優れいると感じられました。特に止まりそうな遅いテンポできっちり弾ききる表現力は脱帽です。今後更に多くの演奏家とのセッションや新規のプログラムへの取り組みなどで更に高い表現力を身につける可能性が大きいと感じられました。一方小林さんには知・情・技能のバランスに非常に秀でていると感じました。スコアを徹底的に掘り下実げ、感性を研ぎ澄まし、必要な技巧で確実に演奏していく。このプロセスを身につけています。3楽章のロンドの舞曲。リズムの取り方が見事でした。二人とも独自の音楽を身につけています。今後とも注目したいピアニストです。