マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太 思い出してごらん クラ与太 ポンキエッリ「時の踊り」

優太地方 目覚めると銀世界です。

1年前優太を迎える道にも雪がありました。

優太、今日は「家の子記念日」です。

優太、

♪いつのことだか~思い出してご~らん

あんなこと こんなことあったでしょう…

 

と言うわけで本当にささやかなお祝いをしました。 

バーバが心ばかり

ケーキを買ってきました。

でも、はじめて見た優太は、

はじめ警戒しています。

バーバがちょっとだけ指にとって

食べさせてみました。

美味しかったのか

一目さんの爆食いです。

よかったよかった。

今日は優太のケーキ記念日です。

「おいしいね。と優太が唸ぅたから

 3月1日は ケーキ記念日」ぱくり

 

今日のクラ与太は時の営みを感じる曲第4弾

ポンキエッリ 歌劇「ラ・ジョコンダ」より「時の踊り」


1834年イタリア生まれのオペラ作曲家アミルカレ・ポンキエッリによって1876年にミラノのスカラ座で初演されたフランスの文豪ヴィクトル・ユーゴーの原作による歌姫ジョギンダの悲劇を扱ったオペラ「ラ・ジョコンダ」の第3幕2場の舞踏会のシーンに使われたバレエ音楽です。単独でオーケストラピースとして演奏・録音されることも多く広く親しまれている作品です。「夜明け時」「昼の時の入場」「夕方の時の入場」「夜の時の入場」「終曲」からなり、明け方から昼を経て日没に至る1日の時(とき)の移り変わりを表現しています。特に有名なのが「昼の時の入場」の旋律です。弦楽器のユニゾンで奏されますが、フルートやピッコロ、タンバリン、トライアングルなどが彩り魅力的です。センチメンタルな短調のメロディに変わります。1940年の指揮者ストコフスキーが音楽監修したミッキーが活躍するディズニー映画「ファンタジア」でも使用され、1960年ナンシー・シナトラ歌で「Like I Do(邦題(レモンのキッス)」と題してアレンジされ大ヒットしました。私の世代ではザ・ピーナッツのカヴァーで馴染みがあり、最近では2002年には小柳ゆきさんが「Loving You」と言う題でカヴァー、ヒットしています。魅惑的でいいですよ。その後、ハープの印象的なアルペジオとトライアングルではじまるメロディアスな「夕方の時の入場」や華麗な「夜の時の入場」、「天国と地獄」にも比肩するような華やかな「終曲」魅惑的な旋律と色彩的なアレンジが聴きものです。
私のチョイスはフィレンツェ・フィリッチャイ指揮 ベルリン放送交響楽団 録音1957年9月DG盤です。晩年のフリッチャイはフルトヴェングラーばりの壮大な表現が特徴ですが、この小品ではセンス良くツボを押さえた巧みな表現で聴く者を楽しませる演奏をしています。マーラー、ブルックナーなどの大曲指向の強いクラシック音楽、最近このような楽しんで聴ける小品集の録音が少ないのは残念に思っております。

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