マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太お陰様で元気になりました。クラ与太 ショパンピアノ・ソナタ3番

優太お陰様で元気になりました。
温かいコメントいただきましてありがとうございます。

もう、うんPもしっかりして、爆食いも復活です。


「優太、写真撮るから、元気な姿見せて。」
「じゃ~、立っちして撮って下しゃいな。」
私の膝に手をついて立っちしてじ~っとしている。
しゃ~ないので希望の通り撮りました。
説明なしでは姿が解りませんね。下のピータイルの感じでちょっと解るでしょうか?



前には怖じ気づいた、固い骨のおもちゃにも果敢に挑んでます。
というか食いついたらうまうま以外は頑としてはなしません。



優太も元気になったことで、少しはゆったり音楽も聴けました。
クラ与太もちょっと長目の曲
 フレデリック・ショパン ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58
 


クラ与太に取り上げるまでもないピアノソナタの最高峰の一曲でしょう。
ショパンが34歳の時に当時の恋人、作家ジョルジュ・サンド所有のノアンある古城で作曲されました。
前作の2番が「葬送行進曲」を寄せ集め的に仕上げられたのに対して、4楽章を統一感ある作品として書かれています。
1楽章は印象的な第1主題からいきなり始められ、優しく甘美な2主題が絡み合う見事なソナタ形式。
しかし再現部で第1主題が演奏されないのが特徴的です。
2楽章はスケルツォ、急速に動き回る主部と中間部ロ長調のコラールの見事な対比はショパンの真骨頂。
3楽章はノクターン風な3部形式による歌謡楽章。モノローグの助奏の後にポエティックなメロディが現れます。中間部は嬰ト短調から変イ長調と異名同音の転調の妙でさらに叙情深くつい惹き込まれます。
4楽章、ドラマティックなロンド。ロ短調の力強い和音で始められ、フィナーレはロ長調の明るいコーダで結ばれます。
秋の夜を楽しむのにぴったりの作品です。おいしいお酒があればさらに楽しめるでしょう(爆)


与太に取り上げたのはこの曲の3楽章が、1980年代TBSの怪談風の現代設定のドラマ。
いわゆるゾクゾクとする場面のBGMで使われていたのが印象に残っています。
多分、主演女優は宝塚を退団されたばかりの方(凄い美人だった)でした。が、正確な記憶が抜け落ちていて、どうググってもなかなかヒットしないのです。何か情報お持ちの方お寄せいただけないでしょうか。


名盤も多く、好事家でも議論されることも多いのですが、
ここはエクスタシー満載の マルタ・アルゲリッチ 1967年録音のDGをお薦めします。



 


  


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