優太です。ご無沙汰いたしました。
ジージのネット環境だけでなく。
どうやらパソコンも寿命が来たようでした。
それでもお小遣いの少ないジージですが、
どうやらボーナスが出るらしいので
新型のパソコンを買ったようです。
でも前のパソコンとはソフトウェアかが
全く違うので設定とかも出来ずにいました。
やってもらえばいいのですが、
全部自分でやらないと気が済まないので
夜遅くまで頑張っていたようです。
だからジージは朝寝坊です。
最近は優太がジージを起こしています。
その間優太はすこぶる元気でした。
でもジージとかバーバ色々忙しくて遊んでもらえず退屈していました。
そんなんでお眼をこすって
目が腫れたのでこんな格好をさせられました。
嫌でした。
でも優太はお利口さんなので我慢したら
無事治りました。
目には傷がつかずに済んだようです。
またみんなに会えて嬉しいでしゅよ。
今日のクラ与太は ジージの大好きな魅惑的な旋律が奏でられ、優太うっとりする珠玉の小品を取り上げます。
J.マスネ 「タイスの瞑想曲」
(歌劇「タイス」第2幕2場への間奏曲)
美音で有名なミッシャ・エルマンそのエルマントーン呼ばれた美しい音色を生かした演奏でも知られたこともらあり、ヴァイオリン独奏曲として多くの機会に取り上げられる曲ですが、本来はフランスを代表するオペラ作曲家ジュール・マスネがアナトール・フランスの人気小説「舞姫タイス」を基にしたルイ・ギャレの台本に作曲し1894年にパリで初演された「マノン」「ウェルテル」と並ぶ人気ある歌劇の第2幕1場と2場の間に演奏される間奏曲。歌劇としても完成度も高く非常に楽しめる密度の高い作品なのですが、残念ながらオペラとして日本では上演されるのは稀です。しかし、この瞑想曲は幅広く愛されてマスネの名とこのオペラを多くの音楽ファンの脳裏に刻み付けることとなっています。禁欲的な生活を送る修道僧アタナエルと退廃的な生活に溺れている美貌に満ちた高級娼婦タイスとの間の恋愛劇です。アタナエルに改宗を諭されたタイスが享楽的な日々に虚しさを感じ宗教的な瞑想をしている場面に演奏されます。ヴァイオリンが最も美しく響くニ長調で書かれています。テンポは「Andante religioso」歩くような速さで敬謙にと指定されています。曲は3部形式、ハープのアルペジオに載って5連音符耳に残る美しく透明な旋律が奏でられます。中間部は主部のテーマから派生したような旋律が調性を変えながら、昂揚しクライマックスを迎えた後、静まっていき彼方からやってくるようにテーマが戻ってきます。何回聴いてもここで私はゾクゾクとした感覚を感じます。
今回の私のチョイスはアンネ=ソフィー・ムター、ジェイムズ・レヴァイン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1992年11月録音。端正美しい演奏です。彼女にはその10年ほど前カラヤン指揮ベルリンフィルとの演奏もありこちらも大好きですが、よりロマティックな香りが漂うレヴァインとの演奏をあげておきます。YouTubeでまずお聴き下さい。
♪マスネ:タイスの瞑想曲 / アンネ=ソフィー・ムター、ジェイムズ・レヴァイン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1992年11月