マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太の声援で、朝練開始。 くら与太 モーツアルト 交響曲29番

ヒデピピさんのブログで、
むすめさんたちの校内持久走大会に向けて朝練とのこと。
刺激受けました。

かみさんにも
「今年もまたマラソン・クラブの記録無しになるんじゃないの?」
確かにまだ膝の故障の後、満足な結果も出していない。
朝ジョグはぼちぼち続けているのだが、
無理しないようにとばかり気になって…。
で、今朝ちょっぴりだけ早起きして、
優太の見送りを受けて練習開始。



20分ほどジョグで体を暖めた後、阿武急の跨線橋を利用しての坂道ダッシュ2本。
ちょうどお散歩中の黒いミニチュア・シュナイダーが応援してくれた。
飼い主さんが
「優太パパ、まだYマラソンクラブで走ってるんですね。」
そう、優太地方では知られているオリンピックのマラソンランナーが作ったクラブ。
50歳過ぎて走り出して1度だけど、シルバー駅伝県大会の入賞メンバー。
多少はまだ記憶に残っているのですね。
かばって走っていると、力んでフォームも悪くなるが、
ダッシュで体を大きく動かすと、力まず膝にも負担が少なくなる。

どうにか体動けそうだな。多少自信を取り戻して、
せめて年内最後のレースに挑むか。


テレビCMも流れ出した。こちらのレースにポチッとしました。
所属もクラブ名で登録。ユニフォームで走ります。


今日のクラ与太は、
W.A.モーツァルト 交響曲29番 イ長調 K201


1774年に18歳のモーツァルトによって、ザルツブルグで書かれた交響曲。天真爛漫、軽快で、品の良さも感じられる逸品。アインシュタインが25番ト短調とならんで「ひとつの奇跡である。」とまで言わしめている。
1楽章、アレグロ・モデラート、序奏や開始の和音のジャンジャンがなくピアノで開始される第一主題、わくわくとした気分にされます。その後穏やかな第2主題。この二つの主題で天才のみが成しえる充実の展開。適度な快適なテンポで曲は流れていきます。
長距離走のレースの前ばかりでなく、練習の前でもiPodにいれて欠かさず聴いていました。十分練習をつんだレースでも、故障を抱えてスタートラインに立った時でも、この曲のお陰で周りに惑わされることなく、力むことなくベストのペースで走り出すことが出来たものです。2楽章アンダンテ。弱音器つきの第1ヴァイオリンで始められ第2ヴァイオリンに引き継がれ、木管楽器の絶妙な扱い。魅力あふれる楽章です。メヌエットもエネルギッシュでワクワクします。終楽章。アレグロ・コン・スプリートではさらに躍動的でドラマティックで華やかにフィナーレを迎えます。
この曲は古くはクリップス、ケルテス、ベーム、クレンペラー、フィリッチャイそしてワルターと名盤は数限りなく、また最近の古楽的アプローチでもコープマン、アーノンクール、ピノック、ホグウッドと意欲的で個性的な録音も多いし、どれも素晴らしいのですが、ここでは折衷的で自然な歌に満ちている。


クラオディオ・アバド指揮 モーツアルト管弦楽団
を2006年ライブ録音をあげておきます。35番以降の各曲には議論もあるでしょうが、この29番は文句なしだと思っています。

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