マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太身体能力アップ。クラ与太 幸松肇「さんさ時雨」


この処、あいにくの天気が続く優太地方です。過ごし易くもあるのですが、
かえって夏場の疲れが出てダイニングでうたた寝したらしく、目が覚めると
ん~、リビングのソファーの上から優太がこっちに視線をおくってる。
自分では上がれなかったはずなのに…。いつのまに~?!
試しにビスケットを持参でソファーのしたからおいですると
高所恐怖症の見本みたいな優太が
こともなげに楽々降りてきて、「ちょうだいな!」のお座りポーズをとる。
気づかないうちに身体能力アップしたのですね。すご~


今日のクラ与太は幸松肇作 弦楽四重奏のための「4つの日本民謡」第1集より
「さんさ時雨」 クァルテット・エクセルシオ 録音2007年 
昨日は夫婦ともにオフだったのでかみさんのリクエストで仙台港アウトレットまで
買い物に行ってたのですが、帰り道はバイパスの渋滞を気にして海沿いを通る
空港近くまで抜ける近道を走ってみました。閖上(ゆりあげ)地区を通過したのですが、
3.11で壊滅的に被災したのですが、復興は必ずしも順調とは行かないようです。
私の初マラソン「東北新春マラソン」の会場付近も雨の中に霞んでいました。
幸松さん弦楽四重奏曲による民謡集は民謡をただアレンジすると言う次元ではなく、
四重奏による音楽の組み立てのおもしろさを堪能できる完成されたしあがりです。
「さんさ時雨」は「大漁唄い込み」と並ぶ宮城県を代表する民謡で、祝いの席特に結婚式で
唄われます。私の結婚式でも唄っていただきました。
ピチカートで始まりチェロがメロディーを奏でて始まるので、大友さんおチェロが逸品。
喜びの中にもそれまでの日々の悲喜こもごもが回想される。
復興が進み一段落し、「さんさ時雨」が流れる状況が一日も早く訪れることを願わずにはいられません。



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