マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太、不調?夏ばて? クラ与太 ヴィヴァルディ 「夏」

梅雨明け後、
猛暑の続く優太地方。
本日は37℃これでもアメダス全国4位。

この暑さのおかげで
桃が美味い 
去年より少しましかも。


暑さのせいかもしれないが
優太昨日朝、今朝と
多少吐いた。
泡状のものが少し
量的にはたいしたことは
ないが心配
イマイチ起き抜けの顔も
元気がないかな?


少しすると元気を取り戻して
食欲もバッチリ完食。
それで水分補給した後
お散歩へ
短い距離を日陰だけ
水場から水場へ
でも帰宅後水がぶ飲み
バテバテです。

クーラーの吹き出し口に近い
フローリングの上に休むと
元気なってきました。

元気になると
ウマウマ下さいとばかりに
ウマウマ入れがあるラックの前に移動です。
一安心かな

一つ気になることが
3日の晩にフィラリア予防の
イベルメックスP1を与えた
それから吐くようになったよな
まずネット調べると
優太同じ2回目の投与で
同じような症状が出ている。
服薬後2時間で吸収されている。
で、心配なので
いつもAクリニックに相談の電話。
薬の可能性は低く、
胃腸炎とかの可能性もあるそうですが、
様子を見て下さい。
とのことですが、
念のため明日診察を受けることにしました。
優太自分のことを言われるの感じたのだが
電話口でお座りしました。
優太明日ドライブだよ

優太も夏ばてかもと言うわけで、今日のクラ与太、雷鳴が轟き、バケツをひっくり返した豪雨が降り、南風に悩まされ、灼熱に活力を失うそんな真夏の厳しさを描写した有名曲を取り上げます。
アントン・ヴィヴァルディ
ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調「夏」作品8の2
RV.313 協奏曲「四季」「和声法と創意への試み」より


600曲ほども協奏曲を書いたヴィヴァルディの作品のなかでも、「四季」というのタイトルはクラシックファンでなくても思い浮かぶ作品でしょう。この四季の4曲を含めて計12曲で協奏曲集「和声法と創意への試み」として1725年に出版されています。四季というタイトルのお陰で最初の4曲が特に有名。特に第1曲の曲想が明るい「春」や第4曲「冬」の2楽章「ラルゴ」など単独特に有名でしょう。この「四季」四季の移り変わりを愛でる日本で知られるようになったのは、イタリアのイ・ムジチ合奏団がステレオ・LPステレオレコード黎明期に大ヒットした事によります。ただ季節感が必ずしも日本と地中海性気候のイタリアはヴェニスとは相当に気候も違うため必ずしも一致するものではないようです。例えば雨の多い季節は日本では梅雨時ですが、イタリアでは冬で有名な「冬」のラルゴは冬の雨だれを顕しています。それぞれの楽章にはソネット(詩)が付けられていています。表題音楽的です。なお、夏のヴェネティアではアルプスからの寒気とアフリカからの暖気衝突し嵐が起きやすいとされています。嵐の表現が多いのはそのせいかも知れません。1楽章 Allegro nonmolto灼けつく太陽のこのこの厳しい季節には人も家畜も活力を失い、待つも燃え上がりそうだ。郭公が鳴き始めるとそれにつれて山鳩とごしきびわも歌い出す。そよ風が心地よく吹き渡る。しかし北風が戦いを挑むように突如としておそい、羊飼いは嵐を恐れ、自分の不運に涙を流す。
2楽章 adagio激しい稲妻と雷鳴、そして凶暴なハエの群れに羊飼いの疲れた身体はやすまることがない。
3楽章 Prestoああ、彼の恐れていたとおりだった。空は雷鳴をとどらかせ、稲妻が走り、あられが降り、熟した麦の穂を痛めつける。
今回の私のチョイスはヴィオリンと指揮がギドン・クレーメル、彼が創設したクレメラータ・バルティカによる演奏です。1996年の録音です。ヴィヴァルディの「四季」とピアソラの「ブエノスアイレス四季」それぞれの季節毎に並べた盤です。「エイト・シーズンズ」。アバドやイギリス室内管弦楽団とも共演ではクレーメルのこの曲への思いを存分に発揮したアゴーギクの強い演奏ですが、この鬼気迫る夏にはピッタリだと思います。YouTubeはイタリア合奏団によるオーソドックスな演奏。3楽章のみです。

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