マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太のAfter クラ与太 ハイドン トランペット協奏曲

優太、お目々も得ないほどのボシャ男でしたが、

待ちに待ったトリミングの日でしたを迎えました。


朝からいつもと違う雰囲気に

デリケートな性格丸出しでした。

お散歩も落ち着きませんでした。

車中でもくぅくぅ。


心配しながらも

ジージとバーバは

いつもの「オリーブ」で

パスタとアーモンド・オレのランチでまったり。


でちょっと早めに迎えに行くと

ほぼ仕上がってました。

 

程なくいつものお立ち台で

一枚パチリ

結構ふてくされています。

 

 

 

うちに帰ると

いつものソファーを占領して

やっと落ち着いたようです。

ちょっぴり笑顔も

 

新しい首輪が気に入ったのか

お散歩行きたいモードです。

 

でも北風が強く取りあえず

チョコちゃんチまで

チョコちゃんは窓際で大歓迎でしたが、

チョコちゃんままが外出中だったので

早々と帰ってきました。

 

今日のクラ与太は
ヨーゼフ・ハイドン トランペット協奏曲変ホ長調

          Hob.ⅩⅧー11


1796年に当時、ウィーン宮廷楽団のトランペット奏者アントン・ヴァイティンガーの依頼でヨーゼフ・ハイドンによって作曲されたトランペットとリピエノの為の協奏曲です。独奏だけでなく合奏部分にもトランペットが含まれていて、3本のトランペットが響き渡る様はまさに荘厳です。アントン・ヴァイティンガーは当時一般的であったバルブもピストンもなく倍音しか出せない従来のナチュラル・トランペットの演奏に飽きたらず半音階も自由に吹くことの出来る3つないし4つのキーをもつトランペット考案し、その楽器のための作品を依頼したものです。ハイドンの他にはあのモーツアルトの弟子でレクイエムを補作したフランツ・クラヴァー・ジェスマイヤーなどにも依頼し、1800年の3月28日にウィーンブルグ劇場でヴァイティンガー自身が主催の演奏会で演奏された記録が残っています。必ずしも好評とはいかず、1931年になってようやく出版されたようです。しかし現在ではトランペットを独奏とする協奏曲ではもっとも人気のある作品になっています。最近ではヴァイテンガー考案の楽器による録音も多くなっていますが、古楽器の扱いに慣れている歴戦の演奏者で、ナチュラルトランペットならお手の物のフリーデン・インマーなどでもこの楽器には演奏に覚束無さを感じます。これは楽器の不完全さが原因でテクニックでは補えない構造的欠陥があるように思えます。また音階が綺麗に出せるピッチの幅もせまそうで、合奏などとあわせることの難しさが想像されます。ハイドンは現実の鍵盤トランペットではなく、ヴァイティンガーが目指したトランペットの理想を音楽の形にしたのだと思います。演奏時間で約16分弱と短い作品ですが古典派作品らしいシンプルさが好ましい構成となっています。1楽章 アレグロ 変ホ長調。協奏的ソナタ形式。冒頭合奏で主題が演奏されます。その後満を持して独奏トランペット主題を朗々と演奏する。よく考えられれた主題でさぞかし気持ちよくふけるんだろうなぁ~と思ってしまいます。ただ独奏者が期待したテンポと齟齬が少しでもあると様にならなくなってしまう危険性がありますね。録音でも某Bフィルの演奏などよよよとなってしまってしまいます。そこが意地悪につっこみたくなってたまに取り出して聴くんですけどね。で2楽章 アンダンテ 変イ長調、ハイドンの代名詞的皇帝の主題がはじまったかな?一瞬思うのもおつです。3楽章 アレグロ 変ホ長調 ロンド形式?。1楽章と同じく吹き甲斐のある音楽ですが、さら爽快です。
本日のお奨めの1枚はまたもモーリス・アンドレ。フィリップ・パイヤール指揮パイヤール室内管弦楽団。1963年録音エラート盤です。アンドレとパイヤールの阿吽の呼吸が絶品。アンドレのエラート録音は他にもあり、そちらの方がより堂々した演奏でより完璧なのですが、阿吽の呼吸感と華やかさは代え難いものがあります。

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