優太の食欲元気の印 クラ与太 吉松隆 緑のワルツ
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今朝はバーバの早出出勤
優太も早起きです。
まだ眠いようです。
寝起きでも
優太の食欲は衰えることを知りません。
眼力が強いです。
さっそく爆食いです!
早食い防止の皿だと
思えない早さです。
満腹になると一段落
元気に一杯で
散歩にお出かけ
後はお留守番でしゅか?
今日も良い一日になりそうですね。
今日のクラ与太は作曲家自身も5月になって木々の緑を見ると頭の中でくるくるなり始める曲をご紹介します。
吉松隆 緑のワルツ 「3つのワルツ」より
以前吉松さんの代表的なライフワークブレアイデス舞曲集より「優しき風のロンド」を取り上げた時同じ生まれ年であることは触れましたが、どうやら接点もあったようでK大学附属高校の受験で出会っていたようです。K大の付属高校は成績次第では大学の医学部にも推薦で入学出来るという事で開業医の息子に誘われて受験したのですが土田舎の中学生が何の準備もなしでの受験だったので当然不合格でした。その時の試験で吉松さんは合格なさったのですが大学の医学部には進めず工学部に進学こともあり退学しているようです。これも縁ですね。医学部に入学していたら吉松さんの魅力的曲が生まれなかった子も知れないと思うと何が幸いするのでしょうか。
この「緑のワルツ」は習作と言える作品で20歳前後に書かれた「虹色の薔薇のワルツ」「ベルベット・アルツ」と3つのワルツをひとつにまとめて1979作曲年の「レグレス回路」と一緒にピアノ小品集として2001年に出版されています。吉松さんはご自身のブログでワルツが多く、ふと思いつくメロディが割合3拍子であると述べていて、作曲の師匠に「なんでまたワルツなの?」皮肉られた語っています。2拍子や4拍子はイチニ・イチニと前進する「戦さ」(ママ)の音楽だが、3拍子だとイチニサン・イチニサンでぐるぐる回って前進できない「非戦」の音楽なのだそうです。面白い考察ですね。この「緑のワルツ」シンプルそのものの曲で1分とちょっとの作品です。バッハのインベンションを思わせる下降旋律のアルペジオの。これが2回繰り返されます。3回目では付点の音符でリズミックになります。4回目は3回目と同じですが旋律がオクターブ上で華やかになります。最初のフレーズをもう一回そしてテンポ落としてもう一回静かな短いコーダ静かに終了します。単純な繰り返しでもちょっとした違いで記憶に残る作品に仕上がっています。この旋律は畑の人よりはJPOPでよく言われるパッヘルベルのカノンのコードの進行C-G-Am-Em-F-C-F-Gです。このメロディーが馴染みやすいのはこのせいかもしれません。この曲が書かれた頃からヒット曲にこのコード進行が増えてきていることから考えても吉松さんが先入観なしに様々な音楽を親しんでいたのだ思います。
今回のチョイスは田部京子さんのピアノ。2001年3月横須賀ベイサイドポケット録音。この曲のくるくる回る楽しさを存分に楽しめます。今朝のお散歩前に聴いて出かけて30分間の散歩の間中頭の中でなっていました。