マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太、美味しさを覚えちゃった! クラ与太 エルガー「エグニマ変奏曲」

優太の食物アレルギーに
様々なアドバイス、コメント、励まし
頂きましてありがとうございます。
優太共々感謝です。
特に、家でも食べてますの
コメントで安心して出来ました。


あれから優太は
今までのフードを出しても
うろうろ捜しています。


サンプルは食べちゃったので
家の大蔵大臣に予算申請しなければ
なりません!


でも優太頼む相手を理解していたようです。


優太
必死に
バーバにお願いしてます

お見送りでも
必死におねがいしてます。

秋になると食欲の秋の優太は別にしても物思いにふけることも多いのではないでしょうか?今日のクラ与太はそんなシーンで出来た曲です。謎に満ちています。
 エドワード・エルガー 「エグニマ変奏曲」作品36


イギリス人作曲家エルガーが41年歳の1898年に書いた管弦楽作品。現代はVariations on Original Theme for orchestra (独創主題による管弦楽のための変奏曲)。「エグニマ(謎)」と言うタイトルは出版される際に付記することを提案され承認したものである。29歳の時8歳の年上のキャロライン・アリス・ロバーツをと意気投合し弟子として迎え、その3年後に結婚した。当時まだ無名の音楽師似すぎなかったため実家から感動状態になったが、エルガーが77歳でなくなるまで公私わたり彼をサポートし彼の貴族に列せられる程の成功に大いに寄与した。秋の夜、物思いにふけりながらピアノ向かっていた彼に、妻アリスが彼が何気なく弾いていた即興的な旋律を気に入りもう一度弾いて欲しいと頼み、妻を喜ばせようとしたエルガーその主題に基づいた変奏曲として演奏、その変奏を共通の友人たちを描写して、この変奏曲の切欠となった。この曲のヒットしエルガーの出世作となった。まさに内助の功的。 「エグニマ」はギリシャ語の謎かけあるいは謎解きを意味していてる。各変奏にはイニシャルや渾名で当該人物に関する謎解きは既に完了しているが、彼自身後日「すべての変奏の基盤となっている、もう1つの聞き取ることの出来ない主題が存在すると」書き残している。この点はエルガーと妻アリス、そしてもう1人の友人第8変奏のイェーガーだけが知っているとされ、謎のまま残されている。諸説あるが有力ではないのですがモーツァルトの交響曲38番「プラハ」だと私は思っています。根拠は「謎」にしておきます。
 曲は主題と14の変奏から構成されています。主題andante ト短調。第1変奏L'istesso tempo"C.A.E" ト短調 妻キャロライン・アリス・エルガー。第2変奏Allegro"H,D,S.P" ト短調 ピアニストのヒュー・デイヴィッド・スチュアート=パウエル 第3変奏 Allegretto"R.b.T" ト長調 素人俳優のリチャード・バクスター・タウンゼント 第4変奏Allegro di molto"W/M.B" ト短調 ハスフォードの地主ウィリアム・ミース・ベイカー 第5変奏 Moderato"R.P.A" ハ短調 ピアニストのリチャード・P・アーノルド 第6変奏 Andante "Yasoei"   ハ長調 弟子のヴィオラ奏者イザベル・フィットンにつけたスペイン語風な渾名イソベルによる。ヴィオラが活躍する。第7変奏 Presto"Troyte" ハ長調建築家アーサー・トロイテ・グリフィス 第8変奏 Allegretto"W.N." ト長調 ウィニフレッド・トロイト・グリフィス .第9変奏 Adagio"Nimrad" 変ホ長調 楽譜出版社ノヴェロに努めるアウグスト・イェーガーにエルガーが付けた渾名「ニムロッド」。旧約聖書に登場する狩りの名手「ニムロデ」ドイツ語の「イェーガー」が「狩人」を意味することによる。エルガーと散歩中にベートーヴェンについて論じあったエピソードに基づきその情景を描いたされている。ベートーヴェンのピアノソナタ8番「悲愴」の2楽章の旋律に基づいている。単独で演奏される程有名。ロンドンオリンピックの開会式で印象に残っている方も多いのではないでしょうか? 第10変奏「間奏曲」Allegretto "Dorabella" ト長調義理の姪ウィアム・ベーカーの愛称「ドラベッラ(可愛いドラ)」第11変奏 Allegro di molto"G.R.S" ト短調 ヘレンフォード大聖堂のオルガニストジョージ・ロバートソン・シンクレア 第12変奏 Andante"B.G.N"  ト短調 チェリスト ベイジル・G・ネルソン後にエルガーの代表曲、チェロ協奏曲を継起となった当時の著名な奏者。 第13変奏「ロマンツァ」Moderato "*.*.*"ト長調 メンデルゾーンの「静かな海と楽しい航海」の旋律が引用されている。諸説あるがエルガーの元カノで1884年にニュージーランドに移民したヘレン・ウィーヴァーか? 第14変奏「終曲」Allegro Presto"E.D.U"ト長調 「エドゥ」アリス夫人がエルガーを呼ぶときの愛称。カミさんに始まって自分自身締めくくるおつですね。その前が元カノ言うのも良いですね(縛)
今回私のチョイスはアンドリュー・デイヴィス指揮フィルハーモニア管弦楽 録音1981年。英国民が楽しみしている夏の野外音楽フェスティバル「プロムス」。そのラスト・ナイトの登場回数トップの看板指揮者。その得意のレパートリーを堪能出来ます。YouTubeではサーマルコム・サージェント指揮 BBC交響楽団 1988年ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでの録音。

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