マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太は今日もお留守番。クラ与太 バルトークヴァイオリン協奏曲1番(遺作)

日本晴れの優太地方
しかも日曜日
でもジージもバーバも
お仕事です。
優太を起こさず新聞取りに行ったら
優太が起きてきて
ご挨拶です。

いそいで散歩行ってきました。
ポン太君と言う名のトイプードル
出合いました。
優太より1ヶ月お兄ちゃんです。
松嶋菜々子似の
凄いべっぴんさんのママさんと
お散歩中でした。
でも仲良く出来ないんだよね。
お互いに立って
ファイティングポーズ
やばいです。
優太が立つ時は
ろくなことがありません。
帰宅後のウマウマ探しは
エンドレスです。

ちゃんと
お留守番するからと
ウマウマねだっています。

ウマウマ貰って
服を脱いで
ご機嫌にお留守番開始です。
明日はバーバ休みだからね。

クラ与太、秋になると聴きたくなる叙情的な協奏曲をご紹介します。ロマンティック逸話もあります。
バルトーク・ベラ ヴァイオリン協奏曲第1番(遺作)

ハンガリーを代表する作曲バルトークはヴァイオリン協奏曲を1937年に書かれたと言われ、ハンガリー人ヴァイオリニスト、ゾルターン・セーケイの依頼に書かれた現在2番と言われるSz.112の1曲のみであるとされてきた。この一番の存在が知られるようになったの作曲者の死後になってからである。この曲は1908年頃当時思いを寄せていた女流ヴァイオリニスト、手紙を取り交わす仲であったシュテフィ・ゲイエルのために、しゅうきょうや死性観の創意で二人の関係が破綻したのちに彼女にその楽譜を別れの言葉とともに渡し、彼女はそのままに手元に置いていたためこの曲は公にされることがなかったのである。当時彼女は19歳、バルトークは26歳であった。1956年のゲイエルの死後彼女の遺品からこの曲の自筆譜が発見された。1958年になった初演された。曲は2楽章で構成され1楽章Andante sostenuto ヴィオリンノ・ソロで開始される孤独を感じさせる静謐な旋律。緊張感満ちた音楽です。この中ではゲイエルを顕す「シュティフィのライトモティーフ」と呼んで弦楽四重奏曲1番の第1楽章で使われる動機「D-F#-A-C-#」がこの楽章でも使われています。第2楽章 Allegro giccoso バルトークらしい緊張感ある躍動する音楽です。この楽章で耳に付く下降旋律もやはりこの「シュティフィのライトモティーフ」の変形とみることが出来ます。この楽章は激しい愛の告白を表現しています。
今回私のチョイスはギドン・クレーメルのヴァイオリン、ピエール・ブーレース指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団2004年録音です。癖があるのでしょうが、胸に染みる切迫感ある深い演奏です。YouTubeではJosé Blumenscheinヴィオリン、Jukka-Pekka Saraste,指揮 NRWユース管弦楽団を載せておきます。


Bartok Violin Concerto No. 1 Op. posth

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