マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

似てる、似てる、似てる


昨日はかみさんが早シフト、私が帰宅した時点では優太たっぷり遊んでもらったようで、
やばい程のハイテンション。好物の枝豆で静めようにも逆効果。
無視してみると、始まりましたガジガジ。マルプーブログ村では結構目にしますが、
優太もなかなかのものです。そう遠くない時期にコレクションを公開できそうです。
マルプーみな似てることをするもんなのですね。
だからブログで交流できるのは本当に感謝。


そんなわけであまりCD鑑賞の時間あまり時間が取れないけど、ナイトキャップ代わりに
夜想曲でもと、ジャン=フィリップ・コラールによる
ガブリエル・フォーレの夜想曲から有名どころの4番変ホ長調と6番変ニ長調を、
耳に優しい音楽を楽しんでいると、おやあれれ・・・
4番てショパンの夜想曲の代名詞、作品9の2と醸し出す雰囲気が・・・。
6番は同じくショパンの夜想曲の極地、作品27の2とやはり同趣向。
これは確認しなくてはと、手元にあったマリア・ジョアン・ピリスの録音取り出し、
ライナーを見ながら聴き比べてみました。メロディーは違うのだがやっぱり似ている。
スケールが同じで、夜想曲という同ジャンル。
当時パリのサロンでもてはやされていた訳だからかな。
でもそれ以上に似ている。
フォーレが先輩ショパンをリスペクトして参考にでもして作曲したのだろうか?
気になってネット検索しても、フォーレがショパンに影響を受けたと言う解説はあるが
トラブルになったとか問題になったとかという記述は発見出来なかった。
夜想曲の祖、フィールズに同趣向の曲はあるのだろうか気になった。


最近オリンピックのロゴ・デザインの類似が話題になっている。
悪意ある盗作は論外だが、似ている作品が問題になるのは、作品同士の立ち位置の問題だと思っている。錯誤の誤謬によって影響をあたえるか、あるいは他者の権利を侵害するかが問題の根幹。
ショパンとフォーレの夜想曲ではジャンルとしての相乗効果が得られているというのが私の結論。






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