マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太の備え、クラ与太「コロブチカ」(ロシア民謡)

熊本地方の地震。

最大震度を記録し震源域も拡大するなど

心配な状況続きますね。

被災されました方にお見舞い申し上げます。

一刻も早い収束をお祈りいたします。

東日本震災の時のことを思い出しました。

避難所で一夜明け

ライフラインが停まり。

炊き出し、給水に並び

ガソリンスタンドの給油に並び

あっとゆうまの一週間。

何とか乗り切れたのは

まずは自分の健康。

そしてご近所さんとの助けあい。

自助、共助、公助

どれがかけても

災害は乗り越えることが出来ない。

その教訓を反芻しています。

と言うわけで

優太も常に健康に留意し

ご近所のワンコとも

強調できるように

しなくてはと思い。

多くの犬が散歩している時間に

散歩しました。

まだまだ落ち着きがない優太ですが、

はじめてあったお友達も

出来ました。

まずはよしよし

 

特に2歳のトイプーの女の子

ももちゃんとの出会いは嬉しかったようです。

 

チョコちゃん家では

緑亀さんとも仲良くしました。

おぬしやるな~。

 

なにがあっても

ご褒美欲しいは忘れませんね。

優太の食料も備蓄しましょう。

震災の時感じたのは

人の声によって癒されると言うことです。

私が癒しを感じる歌手を紹介いたします。

選曲は解りやすいシンプルな曲です。
今日のクラ与太は
 「コロブチカ(行商人)」作詞 ネクラーソフ

ロシア民謡として広く親しまれている曲ですね。雑誌編集者がニコラーイ・アレクセーエヴィッチ・ニクラーソフが1861年に発表した詩「コロベイニキ」(ロシア語)を元に作られた歌詞に、単純な旋律をつけて歌われるようになった曲です。「コロブチカ」とは行商人の荷物箱を刺し、「四つ子の木箱と行商人」というタイトルで呼ばれる事もあるようです。歌詞は9番までなり、商人の若者と、黒目が魅力的な村娘カーチャは惹かれあい、ライ麦畑で逢瀬を重ね、結婚の誓いをしトルコ石の指輪をプレゼントされる。この辺までが通常歌われる。一見ハッピーエンド風。しかし物語は続き、商人は商いに大成功し莫大な富を得る。しかしそのことが元でカーチャのところに戻る途中たまたま道を聞いた男に金目当てで殺されてしまう。そのことを知らないカーチャは指輪を手に帰りを待ち続ける。まるで禍福縄のごとくですね。この展開を事実として歌うことも出来ますが、一方カーチャがハンサムな行商人の若者に出会った事で思いついた妄想として解釈することも出来ます。その方が夢見る乙女の切ない想いで旋律がマッチするようにも思えます。この曲を知るきっかけは世代によって、3つあると思います。1つは歌声喫茶を中心とした愛唱されるロシア民謡として、2つめはフォークダンスが学校で盛んに行われた時の「オクラホマミクサー」「マイム・マイム」と並んだ定番曲。そしてテトリスのBGMとして。世代が解りますね。私はどれでしょう?全部です。他にはググってみるとポカリスエットのCFとか橋幸夫さんの歌とか凄いですね。
この曲の私のチョイスはウクライナ出身のソプラノ歌手、ネタニア・ダヴラツの歌唱です。ダヴラツの事を書きたくてこの曲を選んだと言っても良いです。

彼女は1931年に当時はポーランド領であったリウネに生まれ、ユダヤ人であったために第2次世界大戦後イスラエルに以移住。イエルサレム音楽院に学びデビュー。その後アメリカのジュリアード音楽院に留学。アメリカ・ヨーロッパ各地にで活躍した。録音は少ないのですが、代表盤としてはカントルーヴの「オーヴェルニュの歌」が長いことベストセラーでクラオタの間では特にLP時代に愛好されていました。透明感のある清楚な歌声。滋味ながら歌詞の世界を聴き手に伝える真摯な表現力。同じヴァンガードレーベルから発売された彼女の幼い頃から親しんできたロシア・イスラエル・ユダヤ民謡集2枚組の中にこの曲が収録されています。カーチャの乙女らしい想像。そんな解釈にピッタリの歌唱、CD化されていてネットでも現役盤のようです。

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