優太縮んじゃった? クラ与太 ラヴェル 「亡き王女のためのパヴァーヌ」
昨日はジージもバーバも
お休みでした。
で優太をトリミングに連れて行ったのですが、
野暮用が出来て
優太のお迎えはバーバだけ
帰ったら窓際でお出迎えでした。
「ゆうた縮んじゃった?」
お部屋で写真を
撮ろうとと思って
御願いしましたが
お疲れ気味
早くふくぬぎたいようです。
優太は油断してたら
自分で脱ごうと始まりました。
目だけだしてテロリストみたいですね!
今朝はすっかり元気ですね。
ウマウマもらって
ウマウマ捜して
お出かけの時間が
近づいたのが
わかったようです。
お出かけの時
ちょっぴり
寂しそうです。
今日は早く帰ってくるよ。
【追記】ジージも忙しくなりそうです。近々更新間隔長くなるかも知れませんのでよろしくお願いします。この年で新しいチャレンジする予定です。
今日のクラ与太は前回の曲名と似ていますが、今回の特定の人物への追悼の気持ちを表してはいません。
モーリス・ラヴェル 「亡き王女のためのパヴァーヌ」
1899年にパリ音楽院在学中のラヴェルが、ルーブル美術館に展示されていた17世紀のスペインを代表するがかディエゴ・ベラスケスの描いた「マルガリータ王女」の肖像画にインスピレーションを得て作曲した曲である。原題「Pavane pour infante dêfunte」と昔のある王女が位の意味で韻を踏んでの名付けであるとされている。古風な宮廷での優雅な雰囲気の舞踏会の光景を、男女が入場に奏でられたパバーヌによって表現していて高貴さへの憧憬を顕しているピアノ曲として書かれている。パトロンのポリニャック公爵夫人に献呈されている。発表当時の評価は一般には大好評を得たが一部批評家には保守的で新味かけるとされ、ラヴェルの作品と同名の「スペイン狂詩曲」で知られているフランスはオーヴェルニュ生まれで30歳以上先輩のシャブリエのコピー作品として自ら批判的なコメントを書いている。しかし晩年記憶障害に襲われこの曲を聴いて「美しい曲だ。いったい誰が作ったんだろう。」と言ったいう逸話が残っている。ト長調4/4拍子Lentゆっくりと或いは緩やかに、同じ遅めのテンポでもAdagio Grave 程の重々しさではなくゆったりとした舞踏会の始まりA-B-A-C-Aと言うロンド形式。今回は作曲者自身が1910年に編曲した管弦楽版を取り上げます。ホルンのソロで始まる端正で優雅なロンド主題、木管楽器に彩られて粛々と唱われていきます。ロ短調の郷愁を感じるオーボエのモティーフが弦楽器で静謐に繰り返されますフルートを中心とした木管楽器での微細に彩られたテーマの再現。フルートがト短調の切なさを感じるモティーフが一瞬の風のような唱われます。そしてハープのグリュッサンドからのアルペジオに載ってフルートとヴァイオリンによる優美で艶やかなテーマの再現の後、消え入るように終わる。
今回のチョイスはアンドレ・クリュイタンス指揮パリ音楽院管弦楽団。1962年録音。 端正さ特にホルンを初め木管楽器の音色の素晴らしさ。わずか7分ちょっとが悠久の時間に感じられる名演です。冒頭のホルンのソロだけとってもこれ以上の演奏はまだお目にかかりません。プロ奏者でもこの演奏の事を考えるといこの曲をソロを執るのは一度は躊躇われるという話を聞いたことがあります。YouTubeはカルロ・マリア・ジュリーニ指揮ロイヤル・コンセルテヘボウ管弦楽団1984年録音を貼っておきます。オーケストラの優秀さで美しく透明感ある音楽が堪能できます
ラヴェル: 《亡き王女のためのパヴァーヌ》 ジュリーニ / RCO 1994