マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太はいたずら盛り、くら与太 ニーノ・ロータ バレエ組曲「道」

昨日はスマホ壊れた、大出費。
新型入手はしたが、設定は大変。
ましてカメラはどこにピントが合うのやら(爆)
では、優太に向けてパシャ?
あれ?

首輪がない!
どうやって取ったんだ?
「これのことでちか」

「がじがじしたでちよ」
「?」
古い首輪もガジガジされていたし
「今日はお散歩いけないぞ」

でも考えてみれば、
これがお散歩先でなくて良かった。
それこそ、とんでもない事態も。
何事も肯定的にとらえなくては、
首輪の状態チェックも必要だ。



今日のクラ与太は、
ニーノ・ロータ作曲 バレエ組曲「道」


言うまでもなくこのクラ与太のドヴォルザークチェロ弦楽セレナードでふれたイタリアの作曲家がニーノ・ロータが1954年のフェデリコ・フェリーニ監督の映画「道」のための音楽を中心に、「若者のすべて」など他の作品も交えてバレー音楽に作曲者自身によってミラノスカラ座の依頼によって作り直した音楽による演奏会用の組曲です。この作品で聴くと例のドヴォルザーク似のジェルソミーナのテーマ、映画通りトランペットで奏でられる部分では意外と似ていない。映画の音入れ直前に想いついて入れ替えたとの作曲者の言にも納得して仕舞いまいす。しかし弦楽器主体の部分ではやはりそっくりであり、弦楽セレナードの冒頭にもそっくりな部分もあります。他には非常にジャズ的な部分、そしてストラヴィンスキーの「火の鳥」や「春の祭典」そっくりな部分があるなど、全体としてもオリジナリティのある作品とは言い難い。しかしそのような点に目をつぶれば、なんと言ってもオーケーストレーションが見事で、ゴージャスで色彩的なサウンドと、サーカスを舞台にしている作品だけにリズミックな音楽に酔うことが出来る。興行的には大成功しているのも納得できる。
今回聴いたのは
ジョセフ・ボンズ指揮グラナダ市管弦楽団による演奏。パーカッションなど非常に達者な演奏者揃いでこの曲の魅力を引き出しているお奨め盤です。2004年録音です。


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