マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太の牙! クラ与太 モーツアルト ピアノ協奏曲25番

優太地方、雨でお散歩にもいけなかった。
かみさん女子会。
優太と部屋でまったりとお留守番。
大人しくしているなぁ~と思ったら、
何かにロックオンしたようです。
お宝でも発見したのでしょうか?

まぁ~たいしたことはないだろう。
バッハのゴールドベルグ変奏曲聴きながら
ついうとうと。
不眠症の人が眠りにつく人のための作品ですから

ふと目が覚めて
獲物を仕留めた優太を発見。
やられた!
それから戦いが勃発しました。


ヒッパリッこに持ち込み、
やっとの事で取り上げることができたのですが、
今までよりずっと強く抵抗しました。
優太の身体検査すると牙が4本確認できました!


今日のクラ与太は,
ゴールドベルグ変奏曲ではなく
(またうたたねしたくないので、)
W.A.モーツァルト ピアノ協奏曲25番 ハ長調 K.503


モーツァルトが1786年の12月4日完成され、翌12月5日に初演されたされているピアノのための協奏曲。その後翌年の4月に作曲者の独奏で演奏されてから、1934年のにシュナーベルによって取り上げられまで147年も演奏機会に恵まれていないと言う曰く付きの曲です。いまでもまだ20番代モーツァルトのピアノ協奏曲中では演奏回数や録音回数でも地味な存在に甘んじてますが、力強くて壮大で完成度の高い作品となっていると私には思えます。ベートーヴェンのピアノ協奏曲、特に同じハ長調の1番への影響を論じる方が多くブログでもそのような論調に賛同しますが、この曲は1番よりも遙かに魅力ある作品で、ベートーヴェンなら4番ト長調と並ぶ古典派ピアノ協奏曲の金字塔だと思っています。
 ただこの曲の真価は演奏によることもあり、叙情性タッチの綺麗さと力強さ構成力といった相反する個性を両立する必要があります。どちらかに秀でている演奏は多いのですが、両立している演奏はほぼ皆無だったようです。
チェコのピアニスト、イヴァン・モラヴェツのピアノ独奏、
ネヴィル・マリナー指揮   アカデミー室内管弦楽団

無い物ねだりだと思っていた、この曲の愛反するを魅力を完璧に引き出している理想の録音です。 「ハルくんの音楽日記」で紹介され気になっていて、最近某塔サイトで日替わり特価ポチッとしました。今年入手したお宝盤となりました。

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