マルプー優太と時々クラシック

還暦過ぎてはじめて犬(♂マルプー2015年元日生まれ)と暮らしはじめました。大好きなクラシックの与太話も

優太病院へ。パヴァロッティに癒される。



めったに夜泣きする事のない優太が深夜吠えだした。
正確に言うと私は熟睡中で、かみさんが気がついて起こされた。
優太の部屋に行ってゲージの縁につかまり立ちして騒いでる。
で、戸を開けてやると、トイレに直行し大量の軟便を。その後水のような便に血まで混じる。
しばらくおどおどして騒ぎ、水を多量に飲む。こりゃ~悪いもの食ったか?
朝一番で医者に連れて行くとにして、便を確保。スマホでも撮影。
しばらく夫婦で交互にあやしながら多少落ちついたので、ゲージを開けたままでベッドに。
とりあえず我々も就寝。
と明け方、バタン言う音で目覚めると、優太また下痢、しかも付近に多めの吐瀉物中に大量の枝豆。
これも医者に持参するように収集。さすがにもう寝ることも出来ず。
早めに医者に連れて行けるよう段取り。結局私が午前の予定を1時間繰り下げることで調整。
とりあえず優太には食事も水も与えずに、我々だけ食事。食欲なかったがここは食べないと。



診察30分前にクリニックへ到着。
受付は始まっていたので、診察券を出し、便と吐瀉物を預け出す。
開診10分前に、診察室で看護師さんによる問診と体重測定。
時間ちょうどに院長先生が診察に、便と吐瀉物に異常はなかったそうだ。
丁寧にやさしく触診。その後、検温。優太は固まってされるがまま。
が、お腹を触られるとちょっと違和感があるらしい。ゲッブする。
診断の結果初期の胃腸炎なので下痢止めと整腸剤の服薬、注射、皮下点滴と相成った。
十分程で施術終了。眠たげな様子で待合室に帰ってきた。
皮下点滴のあとは意外とぽっこりせず、しかし多少黒ずんでいた。
優太君頑張りましたよ。とのことなので背中を撫でてやるとトロンとしていた。
皮下点滴のあとは意外とぽっこりせず、しかし多少黒ずんでいた。
もしかすると昨晩眠れなかったのかもしれない。
多少下痢をしても大丈夫だが、嘔吐したら明日も連れてきてくださいと。


薬を貰って早速帰宅。車中、走り出してすぐFMをつける。
来るときはラジオつけるどころではなかったな。
パヴァロッティの美しい歌声が。優太はうっとり、私も聴き入ってしまった。
曲はスタニスラオ・ガスタルトンが1881年に作曲した「禁じられた音楽」
クラ与太的には、この曲の詞はフリック・フロックとなっているが実は作曲者自身の詞だいうこと。
バルコニーの下で歌ってくれる青年の歌に魅せられ彼に惹かれていく乙女心をうたった甘味な歌。
最初はメゾ・ソプラノの為に書かれたらしいのだが、青年の口説き文句が2番にありテノールで歌われることが多い。
パヴァロッティの瑞々しい声に癒されてしまった。本当に音楽って良いですね。




優太、弱気をいじめ、強きにシッポまく。 クラ与太、ニールセン作曲小組曲



「優太お留守番のご褒美に何欲しい?」
「噛みごたえのあり、カミカミしても長持ちするおもちゃ買って下しゃい。」
YOSAKOI疲れを回復しようとかみさんが連休取って暇そうだったので、
買ってきてくれることとなった。よかったね優太。
何を買ってきたかというと。もろ骨。堅めの噛み棒。かなりハードなしろもの。
優太最初尻込みして後ずさり、怖じ気付いていました。
促されてとりあえず挑戦。
でも早々と退散しました。




「僕にはハード過ぎましゅ。イケ犬はもっと優しいのが良いでしゅ。」
「そうか名前も優太だからしょうがないか。」
今頃納得してもしょうがないか。でも縫いぐるみはカミカミですぐダメにしちゃうし。
困ったものだ。


クラ与太 カール・ニールセン作曲 小組曲イ短調 作品1
今年生誕150年のデンマークを代表する作曲家カール・ニールセンの記念すべき作品1。
音楽院卒業後の1888年に弦楽合奏のために作曲されました。
9月8日コペンハーゲンのチボリ公園のコンサートで演奏され評判となり、翌年出版されています。
前奏曲、間奏曲、終曲の三つの楽章からなり、緩急緩という構成です。2楽章のワルツを挟んで関連のあるテーマの1楽と3楽章といった統一感のある完成度の高い曲に仕上がっています。
野外のプロムナードコンサートにはうってつけのロマンティックな情感にあふれています。
後年の晦渋な作品とは対照的ですが、北欧風の叙情味深いニールセンの魅力はすでに健在です。
 
今回の盤は、リヒャルト・シュタッド指揮 ボーンマス・シンフォニエッタ ナクソスレーベル。

優太、政宗を演じる。クラ与太 メンデルスゾーン「夏の名残のバラ」による幻想曲



12日・13日は郡山市の磐梯熱海温泉で「第15回うつくしまYOSAKOIまつり」開催
優太は寂しくお留守番、でも今年は日程の都合で13日は出番が午後からだったので、
朝のお散歩は長目に、伊達政宗賑わい広場まで。
この広場、伊達政宗が天正10年の初陣先勝祈願をした梁川亀ヶ岡八幡宮の駐車場整備に伴って作られた多目的広場で様々なイベントも開催されています。自宅からちょうど良い散歩のコース。神社の境内はペット禁止なので入り口のこの記念写真コーナーまでです。名所の神社の先にある正室愛姫の受け渡しの場には勿論行けないです。
自宅に戻って多めのフードを与えたのですが、いつもと違う気配を感じたのか、なかなか食いつきません。好物の枝豆をあげながららやっと完食。支度をしてそっと出かけると、窓際から悲しそうな恨めしそうな目つきお見送りしてました。



かみさんの所属する「みちのく南風隊」ロード演舞中。
ステージよりもかえってアラが目立つようですね。誰とは言わないけれど一人手抜きならぬ足抜きしてますね。でもまぁ~大過なく無事全ステージ終了。帰路はあちこち、たっぷり暮れて帰宅。
かみさんは優太の猛歓迎を受け、ヘキヘキでした。そうとう寂しかったのでしょうね。
会場にも相当数ワンコが楽しんでいました。連れて行ってあげようかな。
多分私が優太番を務めて事になるのでしょうが。


今日のクラ与太はF・メンデルスゾーンに作曲「夏の名残のバラ」による幻想曲 ホ長調 作品15
「庭の千草」として知られているアイルランド民謡。トーマス・ムーアによる詞に、別な詩もスティーヴンソンヴンソンが作曲していた曲をつけたものがオリジナルになっています。
2番の歌詞に「何時を一人にしては行かない!」てのがあります。今日の優太におくる歌?
このメロディー歌は、フトローが代表作の歌劇「マルタ」でもそのまま使われています。
メンデスゾーンがこのメロディーをピアノ独奏幻想曲を作曲しています。
短調のアルペジオの上をホ長調のメロディーが美しく奏でられます。それも長くは続かずに情熱的なプレスト・アジタードで一気にあおられます。この辺り、ベートーヴェンの初期から中期のピアノソナタにも良く出てくる展開ですね。嵐が過ぎ去った後に叙情的に奏でられる歌謡風な部分、思わずほろっと来ます。今の時期にお薦めです。
今回取り上げたのは田部京子さんの2009年の録音です。
録音場所は優太地方、福島市音楽堂。